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ダノンデサイルの性格と戦績|世界を制した「令和のうんこたれ蔵」

ダノンデサイルの性格と戦歴を解説するブログ記事のアイキャッチ画像。2頭の馬の凛々しい表情。

ダノンデサイル(だのんでさいる)という馬を知れば知るほど、競馬というスポーツが持つ「個性」の豊かさに魅了されます。

2024年の日本ダービーを鮮烈な末脚で制し、さらには海を越えてドバイの地でも輝いたこの馬は、単なる速い馬という枠を超え、多くのファンに愛されるエピソードを持っています。

本記事では、馬を愛する一人のファンとして、ダノンデサイルの歩んできた道やその愛らしい性格、そして支えるスタッフさんたちとの絆についてご紹介します。

要点まとめ
  • 世代の頂点に立った輝かしい戦績と、世界を驚かせたドバイでの勝利
  • 「令和のうんこたれ蔵」という愛称の由来と、ファンを惹きつける性格
  • 名門・安田翔伍(やすだしょうご)厩舎とベテラン横山典弘(よこやまのりひろ)さんらが紡ぐ物語

この記事を読めば、次に彼がターフに姿を現したとき、きっと今まで以上に温かい声援を送りたくなるはずです。

目次

世代の頂点へ。ダノンデサイルの華麗なる戦績

ダノンデサイルは、世代の頂点を決める日本ダービーを制し、その後は世界の強豪を相手に堂々たる走りを見せてきました。

ダノンデサイルの主な競走成績

ダノンデサイルが世代の頂点から世界の頂点へと駆け上がった、輝かしい軌跡を振り返ります。

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レース名日付着順騎手勝ち馬(2着馬)
大阪杯 (GI)2026/04/053着坂井瑠星さんクロワデュノール
有馬記念 (GI)2025/12/283着戸崎圭太さんミュージアムマイル
ジャパンC (GI)2025/11/303着戸崎圭太さんカランダガン
ドバイシーマC (G1)2025/04/051着🥇戸崎圭太さん(Calandagan)
AJCC (GII)2025/01/261着🥇戸崎圭太さん(マテンロウレオ)
有馬記念 (GI)2024/12/223着横山典弘さんレガレイラ
菊花賞 (GI)2024/10/206着横山典弘さんアーバンシック
東京優駿 (GI)2024/05/261着🥇横山典弘さん(ジャスティンミラノ)
皐月賞 (GI)2024/04/14除外横山典弘さんジャスティンミラノ
京成杯 (GIII)2024/01/141着🥇横山典弘さん(アーバンシック)
出典:netkeiba

2024年の日本ダービー制覇を皮切りに、ダノンデサイルは常に一線級で走り続けています。

その強さのポイントを3つにまとめました。

  • 「世代の頂点」を証明したダービー制覇

    単勝9番人気の低評価を覆し、横山典弘騎手とのコンビで最年長勝利記録を樹立。名実ともに2021年世代のリーダーとなりました。

  • 世界を震撼させたドバイでの戴冠

    2025年ドバイシーマクラシックで海外GI初制覇。日本のダービー馬が世界でも通用することを、圧倒的なパフォーマンスで証明しました。

  • 驚異の安定感と勝負根性

    近走の大阪杯や有馬記念でも、常に世界の強豪を相手に上位(3着以内)を確保。「強い馬が、強い競馬を」体現するその走りは、ファンからの絶大な信頼を集めています。

ジンクスを打ち破った「運命の馬番」

2024年の日本ダービーでダノンデサイルがつけた馬番は「5番」でした。

実は、ダービーにおいて「5番」が勝利したのは、2005年のディープインパクト以来、実に19年ぶりの快挙。

近代競馬の結晶とも言えるディープと同じ番号で、単勝9番人気から下剋上を果たしたという事実は、血統ファンにとってもたまらない「ロマン」として語り継がれています。

\あの感動のダービーを、もう一度/

9番人気から世代の頂点へ駆け上がった第91回日本ダービー。

激走の全記録を収めたこの一冊は、ファンならずとも手元に置いておきたい永久保存版です。

すぐに読める電子書籍版です。

「令和のうんこたれ蔵」?愛されるダノンデサイルの性格と愛称

ダノンデサイルには、その圧倒的な実力とは裏腹に、ファンから「令和のうんこたれ蔵」というユーモラスな愛称で親しまれる一面があります。

個性が光るエピソードまとめ

個性が強いのは走りだけではありません。

ファンを虜にするダノンデサイルの素顔と、彼を取り巻く温かなチームのエピソードを紹介します。

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項目内容
愛称の由来2024年京成杯のレース中に排便しながら勝利した珍事より
主な愛称「令和のうんこたれ蔵」「デサイルくん」
精神面非常に落ち着きがあり、大舞台でも動じない精神力の持ち主
人との絆安田翔伍さんや横山典弘さん、原口政也さんらとの深い信頼関係

ダノンデサイルの強さは、周囲を驚かせるほどの「精神的な図太さ」と、彼を支える「チームの絆」から生まれています。

  • 伝説となった「大物の証」

    『みどりのマキバオー』になぞらえた愛称は、レース中に排便しながら勝利した京成杯がきっかけ。安田翔伍調教師も「それだけリラックスできている」と評するほどの落ち着きが、大舞台での強心臓に繋がっています。

  • 名馬を知るベテランの献身

    担当厩務員の原口政也さんは、かつての名馬テイエムオペラオーを手がけたレジェンド。経験豊富なプロの手によって、その才能は大切に育まれています。

  • 「馬優先」が生む信頼関係

    安田調教師、横山典弘騎手、そして厩舎スタッフが共通して持つのは「馬の気持ち」を最優先にする姿勢。愛情深いチームの中で、デサイルはのびのびとその個性を発揮しています。

「世紀末覇王」の魂を継ぐ男

ダノンデサイルを担当する原口政也厩務員は、かつてあの伝説の馬、テイエムオペラオーを担当していた方です。

2000年に年間無敗・G1 5連勝という金字塔を打ち立てた「世紀末覇王」を支えた職人が、今度はエピファネイア産駒の傑作を世に送り出したという胸熱なストーリーがあります。

ダノンデサイルの基本プロフィール

ダノンデサイルは、日本を代表する牧場である社台ファームで誕生し、デビュー前から大きな期待を背負っていたエリートホースです。

ダノンデサイルの基本情報

名門牧場で産声を上げ、高額で取引されたエリートがどのようにして頂点へ登り詰めたのか、その背景に迫ります。

生年月日2021年4月6日
毛色栗毛
馬主(株)ダノックスさん
調教師安田翔伍さん(栗東)
生産牧場社台ファーム(北海道千歳市)
セリ取引価格1億4,850万円(2022年 セレクトセール)
出典:JRA

1億円を超える期待を背負って歩み始めたダノンデサイル。

その成長の裏側には、血統の良さだけではない「確かな育成」がありました。

  • セレクトセールが認めた素質

    2022年のセレクトセールにて1億3,500万円(税別)で落札。当時から、美しい栗毛の馬体と均整の取れたシルエットは、多くの関係者の視線を集めていました。

  • 安田翔伍厩舎による「馬主体の仕上げ」

    「馬の成長を急がない」を信条とする安田翔伍調教師のもと、心身のバランスを重視したトレーニングを実施。期待を上回るスケールの大きな成長を遂げました。

  • 名門×プロ集団の結晶

    社台ファームの高度な育成技術と、厩舎スタッフによるきめ細やかな管理が融合。世界を相手に戦える、強靭な肉体と精神力がここで形作られました。

\ファン必見!ダノンデサイルがかわいい姿に/

その堂々たる実力とは裏腹に、ファンから愛される彼の姿がぬいぐるみになって登場しています。

デスクに飾って、次のレースも一緒に応援しませんか?

爆発力の源泉。父エピファネイアから受け継いだ血統のロマン

ダノンデサイルの強靭なスタミナと爆発的な末脚は、日本が誇る名牝・名馬たちの血が凝縮された結晶といえます。

ダノンデサイルの5代血統表

日米のトップクラスの血が凝縮された、ダノンデサイルの類まれなる爆発力とスタミナを形成する血統背景を紐解きます。

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1代2代3代4代5代
父:エピファネイアシンボリクリスエスクリスエスロベルトヘイルトゥリーズン
シャープクイーンプリンスキロ
ティーケイゴールドメリディアン
トライアルゴ
シーザリオスペシャルウィークサンデーサイレンス
キャンペンガール
キロフプリミエールサドラーズウェルズ
ケリーダ
母:トップデサイルコングラッツエーピーインディシアトルスルー
ウィークエンドサプライズ
プレイズミスタープロスペクター
ワイルドアプローズ
セコイアクイーンフォレストリーストームキャット
シェアードインタレスト
ベアフットダイアナダイナフォーマー
スパンキーズセカンズ
出典:JRA

ダノンデサイルの強さは、日本を代表する名牝・名馬の血と、米国のスピード・持続力が融合して誕生しました。

  • 父エピファネイアから継承した「王者の資質」

    デアリングタクトやエフフォーリアを輩出した父から、高い身体能力を継承。さらにその奥には、日本近代競馬の象徴サンデーサイレンスや、ダービー馬スペシャルウィークの血が脈々と流れています。

  • 母トップデサイルがもたらした「日米の融合」

    母は米G1・2着の実績馬。母父Congrats(コングラッツ)由来の力強い持続力が、東京競馬場の長い直線での鮮烈な加速を支えています。

  • タフな精神力を生む「血の結晶」

    これら名門の血が混ざり合うことで、日本の高速馬場に対応するスピードと、海外のタフな環境でも物怖じしない強靭な精神力が形作られました。

「栗毛の貴公子」らしからぬ、のんびりした日常

1億円を超えるエリートホースで、パドックでも非常に落ち着いて歩くダノンデサイルですが、厩舎では非常に「オンとオフ」がはっきりしているタイプだそうです。

担当の原口厩務員いわく、普段は驚くほどおっとりしており、無駄な動きをしない省エネ派。

この「普段の緩さ」があるからこそ、レースでの「爆発的な集中力」が生まれるという、ギャップ萌えな一面を持っています。

【Q&A】ダノンデサイルについて知っておきたい3つのこと

ダノンデサイルをもっと深く知るために、ファンなら押さえておきたい3つのポイントをQ&A形式でまとめました。

皐月賞の「競走除外」から、なぜ日本ダービーで勝てたのですか?

皐月賞の直前、右前肢に違和感を感じた横山典弘さんが、馬の未来を最優先に考えて出走を断念しました。

この勇気ある決断が馬のダメージを最小限に抑え、万全の状態でダービーへ向かうことができた最大の要因だと言われています。

主戦騎手は誰が務めていますか?

デビューから日本ダービー、菊花賞、有馬記念までは横山典弘さんが手綱を取りました。

2025年のアメリカジョッキークラブカップからは戸崎圭太さんが新たにコンビを組み、ドバイでの勝利を挙げています。

2026年の大阪杯では坂井瑠星さんが初騎乗するなど、実力派の騎手さんたちに導かれています。

今後の目標は何ですか?

国内外のGI戦線でのさらなる活躍が期待されています。

特に一度勝利したドバイのような海外の舞台や、日本ダービーを制した東京競馬場など、彼の高い適性が発揮されるレースでの走りに多くのファンが注目しています。

皐月賞の除外を乗り越え、ダービー馬へと登り詰めたダノンデサイル。

その「強さの正体」は一体どこにあるのでしょうか?

以下の記事では、彼の最大の武器である「変幻自在な脚質」を徹底的に分析しています。

まとめ|これからも「わが道」を行くダノンデサイルの未来

ダノンデサイルという馬は、いつも私たちに競馬の奥深さと温かさを教えてくれます。

皐月賞での無念の除外を乗り越え、最高峰の舞台である日本ダービーで見せたあの力強い走りは、多くの人の心に深く刻まれました。

レース中に排便するというユーモラスな一面で私たちを笑顔にしてくれる一方で、海を越えたドバイの地で世界の強豪を圧倒するその姿は、「自分のペースで、着実に強くなる」という彼らしい生き様を象徴しているようです。

そんな彼を支える安田翔伍さんやスタッフさんたちの「馬を信じる心」がある限り、ダノンデサイルはこれからも私たちの想像を超える景色を見せてくれるでしょう。

次に彼がターフに現れたとき、その美しい栗毛の馬体が弾む姿を、ぜひ温かな声援とともに見守ってください。

唯一無二の個性派ダービー馬が歩む未来を、これからもずっと応援し続けていきたいですね。

【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように

ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。

そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。

一頭でも多くの馬が、輝かしいキャリアの先に、温かなセカンドキャリアを歩める未来を信じて。

この記事を通じて、引退馬支援の輪が少しでも広がることを心より願っています。

私たちにできる、小さくて温かい一歩を一緒に踏み出してみませんか?

走りの裏側にある「物語」もあわせてチェック

ターフで見せる懸命な走りには、それを支える確かなルーツと、日々の成長の記録が刻まれています。

当ブログの「お馬のデータ名鑑」では、脚質や戦術の基盤となる詳細な血統背景、そして心身の充実度を示す馬体重の推移などを網羅的にまとめています。

「なぜ、あの走りができるのか?」——その答えを紐解くための詳細なプロフィールは、こちらからご覧いただけます。

血統という物語を知ることで、彼らへの応援はもっと深く、熱いものに変わるはずです。

出典・参考文献

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