ラベルセーヌの脚質は?中団から差す走りと上がり32秒3の末脚

競馬場を走る栗毛の競走馬と騎手、「ラベルセーヌ 脚質」の文字が入ったアイキャッチ画像

ラベルセーヌの脚質は、中団から差す競馬が基本で、好位からも鋭い末脚を使えるタイプです。

2026年3月のデビュー戦では4コーナー10番手から差し切り、8月の三面川特別では4番手から上がり32秒3を記録して快勝しました。

2026年10月16日時点で4戦3勝。いずれも荻野極騎手が騎乗しています。

この記事では、ラベルセーヌの脚質や通過順位、4戦の位置取り、上がりタイムから見える末脚の特徴を競走成績に沿って解説します。

この記事でわかること

  • ラベルセーヌの基本的な脚質
  • 4戦の通過順位とレース運び
  • 後方差しと好位差しの違い
  • 上がり32秒3の末脚の特徴
  • 末脚を生かす位置取りと進路の考察
目次

ラベルセーヌの脚質は?基本は中団から差すタイプ

ラベルセーヌは、過去4戦の通過順位から見ると中団から差す競馬を基本に、好位からも対応できる差し型です。

これまで逃げた経験はなく、いずれも前にいる馬を目標にして競馬を進めています。

まずは、4戦の位置取りと上がりタイムを比較してみましょう。

スクロールできます
レース距離通過順位上がり3F着順
2026/3/8
3歳未勝利
芝1800m11-11-11-1035.0秒1着
2026/4/26
フローラS(GⅡ)
芝2000m4-6-633.4秒5着
2026/6/21
1勝クラス
芝1600m5-534.4秒1着
2026/8/8
三面川特別
芝1800m5-432.3秒1着

※通過順位は各コーナーでの位置を表します。上がり3Fは最後の600mの走破タイムです。

勝った3戦の最終コーナーでの位置は、10番手・5番手・4番手と異なります。

そのため、後方一気に限定されない、位置取りに幅のある差し馬と整理するのが自然でしょう。

後方から差し切った経験があり、近走は前に近い位置からも勝っています。逃げ専門でも追い込み専門でもないのですね。

ラベルセーヌの位置取りを4戦の競走成績から分析

ラベルセーヌはデビューから4戦で、異なる位置取りを経験しています。

ここでは、レースごとの運び方と結果を時系列で見ていきます。

デビュー戦は4コーナー10番手から差し切り

2026年3月8日の中山芝1800mで行われた3歳未勝利戦が、ラベルセーヌのデビュー戦でした。

16頭立てのレースで、通過順位は「11-11-11-10」。

道中は後方で運び、4コーナーでも10番手にいました。

しかし、直線では大外から一気に伸び、2着トーセンブリラーレに5馬身差をつけて勝利。

デビュー戦ながら、後方から前の馬をまとめて差し切る競馬を見せました。

フローラSでは内側に包まれて5着

続く4月26日のフローラステークスでは、東京芝2000mの重賞に挑戦しました。

好スタートから前方につけましたが、道中は内側で控える形となり、通過順位は「4-6-6」。

レースはスローペースで進み、ラベルセーヌは直線で伸びたものの、勝ち馬ラフターラインズから0秒6差の5着でした。

荻野極騎手はレース後、内枠で包まれて思うように動けず、自分から動ける位置で競馬をしたかったと振り返っています。

この一戦では、末脚を使うための進路や動き出すタイミングが課題として残りました。

1勝クラスと三面川特別では好位寄りから連勝

フローラステークス後は自己条件に戻り、2連勝を飾りました。

6月21日の東京芝1600mの1勝クラスでは、16頭立ての「5-5」から勝利。

続く8月8日の三面川特別でも、10頭立ての「5-4」から差し切っています。

どちらも極端に後ろへ下げず、前を射程に入れた位置で競馬を進めました。

この2戦からは、中団から好位付近で運び、直線で前をかわす形もラベルセーヌの選択肢になっていることがわかります。

ラベルセーヌの末脚は?上がり32秒3の切れ味

ラベルセーヌの末脚で特に注目したいのが、2026年8月8日の三面川特別です。

新潟芝1800mで行われたこのレースでは、スローペースの中、先団を見る位置で追走。

直線で外へ持ち出して追い出されると、上がり3ハロン32秒3という出走馬中最速の時計で加速しました。

勝ちタイムは1分45秒1。2着クライスレリアーナに2馬身差をつけて快勝しています。

荻野極騎手もレース後、最後の反応の良さを高く評価していました。

一方、デビュー戦の上がり35秒0も、そのレースでは出走馬中最速でした。

上がりタイムはコースや馬場状態、ペースによって変わるため、数字だけで単純に比較することはできません。

それでも、異なるコースで上がり最速を記録して勝っている点は、ラベルセーヌの末脚を評価する材料になります。

デビュー戦と三面川特別では上がり時計が違いますが、どちらも出走馬中最速だった点が印象的ですね。

ラベルセーヌの脚質の強みを考察|末脚を生かすには何が重要?

ここからは、公開されている通過順位や上がりタイム、荻野極騎手のコメントをもとにした筆者の考察です。

ラベルセーヌの脚質を考えるうえで注目したいのは、上がりタイムが速いことと、その末脚を勝負どころで十分に発揮できることは別ではないかという点です。

例えば、フローラステークスでは上がり33秒4を記録しながら5着。一方、6月の1勝クラスでは34秒4で勝利しています。

もちろん、2戦は距離や馬場状態、相手関係が異なるため、時計の差だけで優劣は判断できません。

しかし、この違いから考えたいのは、最後の600mをどれだけ速く走ったかだけでは、レース全体の結果を説明できないということです。

差し馬にとっては、前を行く馬との距離に加えて、加速したいタイミングで自由に動けるかどうかも重要になります。

進路がふさがれれば追い出しが遅れ、前との距離が開いていれば速い脚を使っても届かない場合があります。

ラベルセーヌは、過去のレースでそうした位置取りや進路の違いを経験してきました。

ただし、まだ4戦と出走数は少なく、どんな展開にも対応できる完全な自在型とまでは判断できません。

現時点では、中団から差す競馬を基本に、加速できる位置と進路を確保することで末脚を生かすタイプと考えています。

今後さらに経験を重ねる中で、異なる展開でも自分から動ける競馬ができるようになるのか。その点にも注目したいところです。

ラベルセーヌの脚質に関するよくある質問

ラベルセーヌは右回りと左回りの両方で勝っていますか?

はい。2026年3月の中山芝1800mで右回りのコースを勝ち、6月の東京芝1600mと8月の新潟芝1800mでは左回りで勝利しています。

現時点では、左右両方のコースで勝利実績があります。

ラベルセーヌは芝2000mで勝ったことがありますか?

2026年10月16日時点で、芝2000mの勝利はありません。

同距離で出走したフローラステークスは5着でした。芝2000mの出走は1回だけなので、この結果だけで距離適性を断定することはできません。

まとめ|ラベルセーヌは中団から鋭い末脚を使う差しタイプ

ラベルセーヌの脚質は、中団から差す競馬を基本に、好位からも末脚を発揮できる差し型です。

2026年10月16日時点では4戦3勝。デビュー戦は後方から差し切り、三面川特別では上がり32秒3の鋭い末脚を見せました。

今後も、どの位置から直線へ向かい、どのタイミングで加速できるかが、ラベルセーヌの走りを理解するうえで注目したいポイントです。

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※本記事は執筆時点の競走成績・通過順位・上がりタイムをもとに作成しています。「脚質の強み」や「末脚を生かす条件」には、公開データと騎手コメントを比較した筆者の考察を含みます。今後の競走成績やレース展開を予測するものではありません。

出典・参考資料

【ラベルセーヌをもっと知ろう】

ラベルセーヌの気性や血統については、それぞれの関連記事で詳しく紹介します。

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