アスクエジンバラの気性は、岩田康誠騎手から「素直で嘘をつかない」と評価されていますが、2歳時には精神面の幼さが指摘されていました。
栗東・福永祐一厩舎に所属するアスクエジンバラは、2025年のコスモス賞でキング騎手から子どもっぽい一面を指摘されたものの、3歳になると落ち着きや乗りやすさを評価されるようになりました。
本記事では、岩田康誠騎手や福永祐一調教師のコメントをもとに、アスクエジンバラの性格、精神面の成長、厩舎エピソード、あだ名やかわいい一面について紹介します。
この記事でわかること
- アスクエジンバラの素直な性格と気性
- 2歳時に見せた子どもっぽい一面
- 春から秋にかけての精神的な成長
- 岩田康誠騎手と福永祐一厩舎のエピソード
- あだ名や普段のかわいい素顔
- 関係者コメントから考察する気性の特徴
アスクエジンバラの気性は?岩田康誠騎手が評価する素直な性格
アスクエジンバラの性格を表す印象的な言葉が、岩田康誠騎手による「素直」「嘘をつかない」という評価です。
2026年10月21日の菊花賞共同会見で、アスクエジンバラの強みを尋ねられた岩田騎手は、次のように答えています。
「素直ですね。嘘をつかないので」
さらに、乗りやすい馬であることも長所として挙げていました。
岩田騎手はレースだけでなく、普段の調教でもアスクエジンバラに積極的に騎乗してきました。
日頃から接している騎手が素直さを評価していることから、人の働きかけに応えやすい性格であることがうかがえます。
少なくとも2026年秋の段階では、気性の難しさよりも扱いやすさが強みとして語られていました。

普段から調教に乗っている岩田騎手が「素直」と評価しているのは、アスクエジンバラの性格を知るうえで大きな手がかりですね。
2歳時のアスクエジンバラは精神面に幼さが残っていた
アスクエジンバラは、2歳時から落ち着いた馬だったわけではありません。
2025年のコスモス賞では、精神面の若さを指摘するコメントが残されています。
キング騎手が語った「ベイビー」な一面
2025年8月16日のコスモス賞でアスクエジンバラは勝利を収めましたが、騎乗したレイチェル・キング騎手は精神面について慎重な評価をしていました。
キング騎手によると、レースの道中や終了後にも子どもっぽい様子を見せていたそうです。
また、精神面が成熟するまでには少し時間がかかるタイプかもしれないとも話しています。
競走馬として結果を残す一方で、気持ちの面ではまだ成長の余地があったことが分かります。
福永調教師と野元助手も気性の若さに言及
コスモス賞後、福永祐一調教師も気性に若いところが残っていると振り返っていました。
一方、同年10月のサウジアラビアロイヤルカップ前には、野元助手が子どもっぽい性格ではあるものの、気難しくはないと評価しています。
つまり、当時は精神的な幼さがあっても、扱いにくい性格とは見られていなかったようです。
気性難というより、経験を重ねながら成長していく段階にあった馬といえるでしょう。
アスクエジンバラは春から秋にかけて精神面が成長
2歳時に指摘された気性の幼さは、3歳になると変化が見られるようになりました。
スプリングS前には落ち着いた様子を見せる
2026年3月のスプリングステークス前、福永調教師はアスクエジンバラの精神的な成長を評価しています。
以前は暴れる面もあったそうですが、フラットワークと呼ばれる準備運動でも落ち着きが見られるようになっていました。
さらに、約2か月の放牧を経て馬体も充実。福永調教師は動きのバランスが良くなったことにも触れています。
この時期には、精神面だけでなく体つきにも成長が表れていました。
日本ダービー前には中西助手も成長を実感
同年5月の日本ダービー前には、担当する中西助手からも変化を評価する声が聞かれました。
肩周りが大きくなり、以前は頼りなかった背腰やトモがしっかりしてきたとのことです。
また、岩田騎手の調教に慣れ、体力がついてきたことにも言及していました。
春にかけて、体の充実とともに落ち着きも増していたことがうかがえます。
3歳秋には岩田騎手が心身の成長を評価
2026年秋の菊花賞共同会見では、岩田騎手が春と比べて走りが良くなり、心身ともに成長して戻ってきたと振り返っています。
関係者コメントから、2歳時から3歳秋までの変化を整理すると次のようになります。
| 時期 | 気性・精神面の様子 |
|---|---|
| 2025年8月・2歳夏 | キング騎手が精神面の幼さを指摘 |
| 2025年10月・2歳秋 | 野元助手が子どもっぽいが気難しくないと評価 |
| 2026年3月・3歳春 | 福永調教師が準備運動での落ち着きを評価 |
| 2026年5月・3歳春 | 中西助手が馬体の充実と体力向上を評価 |
| 2026年10月・3歳秋 | 岩田騎手が心身の成長と乗りやすさを評価 |



2歳時の幼さから、3歳春の落ち着き、秋の乗りやすさへ。時期によって関係者の評価が変化しているのが興味深いですね。
アスクエジンバラと福永祐一厩舎のエピソード
アスクエジンバラについては、福永祐一厩舎と岩田康誠騎手の関わり方にも注目したいエピソードがあります。
岩田騎手が追い切り以外の日も積極的に騎乗
岩田騎手はアスクエジンバラに対し、レース前の追い切りだけでなく、普段の調教にも積極的に参加してきました。
2026年4月に掲載された自身のコラムでは、可能な限り騎乗して馬とコンタクトを取るよう努めていたと説明しています。
大阪杯当日の4月5日にも、阪神競馬場への移動前の早朝にアスクエジンバラの調教へ騎乗していました。
福永調教師も、普段から調教に参加する岩田騎手の姿勢を心強く感じていたようです。
日常的に馬と向き合い、状態を確かめながら調教を重ねてきたことが分かります。
日本ダービー前の落馬負傷と福永調教師の思い
2026年5月17日、岩田騎手がレース中に落馬し、右肩と頭部を負傷する出来事がありました。
日本ダービーを控えた時期だったため、アスクエジンバラへの騎乗にも影響が心配されました。
福永調教師は、無理をしてほしくないと岩田騎手に伝えたそうです。
しかし、岩田騎手は自分自身のために乗りたいという意思を示していました。
福永調教師はその気持ちを理解し、回復を待つ姿勢を見せています。
この出来事からは、アスクエジンバラを通じて築かれてきた騎手と調教師の信頼関係が伝わります。
テンションを上げない調教を心がけていた
2026年10月の菊花賞前には、岩田騎手が追い切りでのアスクエジンバラの動きを高く評価しています。
ダイナミックなフォームで、騎乗していて気持ちが良かったと振り返っていました。
一方、日々の調教では、必要以上にテンションを上げず、落ち着いた状態を保つことを意識していたそうです。
こうしたコメントから、動きの良さだけでなく、精神状態にも配慮しながら調整していたことが分かります。
なお、調教での動きやレースでの位置取りについては、脚質記事で詳しく紹介します。



普段から何度も騎乗しているからこそ、岩田騎手はアスクエジンバラの変化を細かく感じ取っていたのかもしれませんね。
アスクエジンバラのあだ名は?かわいい一面も紹介
アスクエジンバラには、競馬場で見せる姿とは違った親しみやすい一面もあります。
公式の固定あだ名は確認できない
確認した公開情報では、アスクエジンバラについて、厩舎や馬主などが公表した固定の公式愛称は確認できませんでした。
ファンが馬名を短く呼ぶことはありますが、個人による呼び方と公式愛称は区別する必要があります。
そのため、ここでは確認できる関係者のエピソードを中心に紹介します。
岩田騎手が「かわいい」と語った素顔
2026年4月17日に掲載された岩田騎手のコラムでは、アスクエジンバラへの愛情が伝わる言葉が紹介されています。
岩田騎手はアスクエジンバラについて、素直でかわいい馬だと表現していました。
また、日々接することで、馬も自分のことを理解してくれているのではないかという思いを語っています。
能力だけでなく、普段から接する相手として親しみを感じている様子が伝わるエピソードです。
普段はおとなしいのにお茶目な一面も
2026年5月31日に公開されたテレビ東京の取材記事では、岩田騎手がアスクエジンバラの普段の様子について語っています。
岩田騎手によると、普段は非常におとなしい馬ですが、当時は調子に乗って向かってくることもあったそうです。
具体的な行動までは説明されていませんが、普段のおとなしい姿とは違う、少し活発な一面がうかがえるエピソードです。



岩田騎手自身が「かわいい」と話しているのが印象的ですね。普段のおとなしい姿とのギャップも魅力に感じます。
関係者コメントから見るアスクエジンバラの気性を考察
ここからは、公開されている関係者コメントをもとにした筆者の考察です。
アスクエジンバラの気性で興味深いのは、「素直さ」だけでなく、騎手との意思疎通の積み重ねが見えることです。
岩田騎手が語った「嘘をつかない」という表現は、単におとなしいという意味ではなく、馬の反応を騎手が理解しやすいことを表しているとも考えられます。
一方、乗りやすさは馬自身の性格だけで決まるものではありません。
騎手が馬の特徴を理解し、馬も騎手の働きかけに慣れることで、互いの動きを把握しやすくなる可能性があります。
アスクエジンバラの場合、岩田騎手がレース以外の日にも積極的に接してきた点は、この関係を考えるうえで重要です。
もちろん、精神面の成長が騎手との関係によるものなのか、年齢や経験による変化なのかは、公開情報だけでは判断できません。
それでも、関係者の評価を合わせて考えると、素直さを長所としながら、人との関わりや経験を通じて、持ち味を発揮しやすくなってきた馬と捉えられるのではないでしょうか。
単純に「気性が落ち着いた」という説明だけでは見えてこない、人馬の関係もアスクエジンバラの興味深い特徴だと思います。
アスクエジンバラに関するよくある質問
- アスクエジンバラはいつ生まれた馬ですか?
-
アスクエジンバラは2023年3月11日生まれの牡馬です。
栗東・福永祐一厩舎に所属しています。
- アスクエジンバラの毛色は何ですか?
-
毛色は青鹿毛です。
青鹿毛は、全体的に黒く見えることもある濃い毛色です。
- アスクエジンバラの名前にはどんな意味がありますか?
-
JRAによる馬名の意味は、「冠名+英国の地名より」です。
英語表記は「Ask Edinburgh」です。
まとめ|アスクエジンバラは素直さと精神面の成長が特徴の牡馬
アスクエジンバラの気性を関係者コメントから調べると、2歳時は精神面に幼さが残っていたものの、経験を重ねながら落ち着きを身につけてきた牡馬であることが分かります。
3歳時には岩田康誠騎手から「素直で嘘をつかない」と評価され、乗りやすさも長所として挙げられています。
また、普段はおとなしい一方、少しお茶目な姿を見せることもあるようです。
素直な性格を持ちながら、経験とともに精神面の成熟が進んできたこと。これがアスクエジンバラの気性を知るうえで、最も注目したい特徴ではないでしょうか。
【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように
ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。
そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。
一頭でも多くの馬が、輝かしい競走生活のあとも、温かなセカンドキャリアを歩める未来を願っています。
この記事を通じて、引退馬支援の輪が少しでも広がることを心より願っています。
私たちにできる小さな一歩が、一頭でも多くの馬の未来につながります。まずは、できることから始めてみませんか。


※本記事は、JRAおよび公開されている競馬メディア、関係者コメントをもとに作成しています。気性に関する考察は筆者の見解です。また、紹介した性格や行動は取材当時のものであり、常に同じ状態であることを示すものではありません。
出典・参考資料
- JRA「競走馬情報 アスクエジンバラ」
- ラジオNIKKEI「コスモス賞 アスクエジンバラが人気に応える2連勝」
- 日刊スポーツ「サウジアラビアRC アスクエジンバラ野元助手コメント」
- netkeiba「スプリングS アスクエジンバラの精神的な成長」
- ラジオNIKKEI「スプリングS 福永祐一調教師コメント」
- netkeiba「岩田康誠の熱血!!競馬道 アスクエジンバラ」
- 日刊スポーツ「日本ダービー前の岩田康誠騎手と福永祐一調教師」
- スポニチ競馬Web「アスクエジンバラの精神面の成長と中西助手のコメント」
- netkeiba「日本ダービー 中西助手の一問一答」
- テレビ東京スポーツ「岩田康誠に密着 アスクエジンバラと挑む日本ダービー」
- 日刊スポーツ「菊花賞 岩田康誠騎手共同会見」
【アスクエジンバラをもっと知ろう】
アスクエジンバラの脚質や血統については、それぞれの関連記事で詳しく紹介しています。




ほかの競走馬を探したい方はこちら。











