エコロアルバは、2025年のサウジアラビアロイヤルカップを制し、2歳時から注目を集めてきた競走馬です。
競馬では力強い姿を見せる一方、「普段はどんな性格?」「気性は激しいの?」「厩舎ではどんな様子なの?」と、その素顔が気になっている方も多いのではないでしょうか。
実はエコロアルバは、厩舎ではぼーっと一点を見つめているほど穏やかで、若い頃から古馬のようにどっしりしていると評価されてきた馬です。
ところが調教になるとスイッチが入り、気性の激しさを見せることもあります。
それでも騎乗者の指示には従えるため、単純な「気性難」とは少し違います。
この記事では、田村康仁調教師や寺河俊亮調教助手など関係者のコメントをもとに、エコロアルバの気性や普段の性格、厩舎で見せるかわいいエピソード、あだ名、競馬場での精神面について紹介します。
※エコロアルバは2026年6月30日付で田村康仁厩舎から中舘英二厩舎へ転厩しています。この記事で紹介する厩舎での様子は、主に田村厩舎在籍時に関係者から明かされたものです。
この記事でわかること
- エコロアルバの基本的な気性と性格
- 普段は穏やかでも調教ではスイッチが入る二面性
- 厩舎でぼーっと一点を見つめるかわいい素顔
- 「手綱を持っていなくても放馬しない?」といわれた温厚さ
- 競馬場で見せるテンションやゲートの課題
- エコロアルバのあだ名や呼ばれ方
エコロアルバの気性は?普段は穏やかでどっしりした性格
エコロアルバの気性をひと言で表すなら、普段は非常に穏やかですが、走る時にはしっかりスイッチが入るタイプといえそうです。
田村厩舎時代に担当していた寺河俊亮助手からは、若い頃から「古馬よりドッシリしているくらい」と評価されていました。
一方、田村康仁調教師は調教時には気性の激しいところがあることも明かしています。
ただし、気持ちが高まると人の指示を聞かなくなるタイプではありません。
調教では騎乗者の指示に従い、併せ馬でも必要以上に引っ掛からず走れていることから、穏やかさ・闘争心・従順さを合わせ持っているのがエコロアルバの特徴といえるでしょう。
| 気性の特徴 | 関係者から明かされた様子 |
|---|---|
| 普段は穏やか | 古馬よりドッシリしているほど落ち着いている |
| 温厚で従順 | 放馬しないのではと思われるほどおとなしい |
| 調教ではスイッチが入る | 気性の激しい面も見せる |
| 人の指示を聞ける | 併せ馬でも必要以上に引っ掛からない |
| 競馬場ではムラもある | テンションやゲートに課題が出ることもある |
厩舎では古馬のようにドッシリ
エコロアルバは、若い頃から精神的な落ち着きを評価されてきました。
2025年の朝日杯フューチュリティステークス前、寺河助手はエコロアルバについて、雰囲気も性格もいつも穏やかで、古馬よりドッシリしているくらいだと紹介しています。
まだ2歳だったことを考えると、かなり印象的な評価です。
若い競走馬は周囲の音やほかの馬に反応したり、落ち着かなくなったりすることもあります。
エコロアルバはそうしたタイプとは少し違い、普段は必要以上に周囲を気にせず、自分のペースで過ごせる馬だったようです。
寺河助手からは、心配することが少ない馬だという趣旨のコメントも出ていました。
若馬らしいあわただしさよりも、どっしりとした落ち着きが目立つ。
これがエコロアルバの基本的な性格といえそうです。
「手綱を持っていなくても放馬しない?」ほど温厚
エコロアルバの穏やかな性格をよく表している、かわいらしいエピソードもあります。
寺河助手は朝日杯FS前の取材で、普段のエコロアルバが従順で温厚だと説明したうえで、「手綱を持っていなくても、放馬しないんじゃないかな」という趣旨の話をしています。
もちろん、本当に手綱を離しているという意味ではありません。
それほど人のそばで落ち着いて過ごし、勝手にどこかへ行ってしまいそうな雰囲気がないという表現でしょう。
競走馬のなかには、普段から活発でスタッフを困らせるタイプもいます。
エコロアルバの場合は、日常生活ではむしろおとなしく、人に従える温厚な性格が目立つようです。
調教では一転してスイッチが入る
普段の姿だけを見ると、エコロアルバはかなりおっとりした馬に思えます。
しかし、調教になると雰囲気が変わります。
田村調教師からは、普段は穏やかでありながら、調教時には気性の激しいところがあり、走る場面ではきちんとスイッチが入ることが語られていました。
常に闘争心をむき出しにしているのではなく、走る場面で気持ちを切り替えられるタイプなのでしょう。
しかも、気持ちが入ったからといって騎乗者を無視するわけではありません。
調教では指示に従いながら走れているため、エコロアルバの「激しさ」は単純な扱いにくさではなく、競走馬としての前向きさにつながる部分と見ることができます。
普段のおっとりした姿と、走る時の真剣な姿。
このONとOFFの差は、エコロアルバの大きな魅力のひとつです。
エコロアルバの厩舎でのかわいいエピソード
競馬場で見るエコロアルバからは精悍な印象を受けますが、厩舎での様子はかなり違います。
寺河助手のコメントから見えてくるのは、静かでマイペースな、とても愛らしいキャラクターです。
派手ないたずらで周囲を困らせるというより、何気ない普段の姿そのものがかわいい馬のようです。
一点を見つめてぼーっとしている
エコロアルバの素顔を最もよく表しているのが、厩舎での「ぼーっとした姿」です。
2026年のしらさぎステークス前、寺河助手は普段のエコロアルバについて、厩舎の中ではずっとぼーっとしていて、一点を見つめているような子だと紹介しています。
さらに、「すごく可愛らしい子」「愛らしい感じ」とも表現していました。
レースや調教で真剣に走っている姿からは、なかなか想像できない光景ですね。
一点をじっと見つめながら静かに過ごしている姿は、普段のエコロアルバがかなりマイペースであることを感じさせます。
走る時は真剣、厩舎ではぼーっとする。
このギャップに親しみを感じるファンも多いのではないでしょうか。
「動じない」と評価される落ち着き
寺河助手は、エコロアルバの長所のひとつとして「動じない性格」を挙げています。
また、デビュー当時から「心臓の強い子」という表現でも評価していました。
「心臓が強い」という言葉が具体的に心肺能力を指しているのか、精神面まで含んだ表現なのかはコメントだけでは断定できません。
ただ、普段の落ち着きや、若い頃からどっしりした様子を合わせて見ると、周囲の出来事に必要以上に振り回されない性格だったことはうかがえます。
朝日杯FS前にも、初めての競馬場でありながら落ち着いていたことが関係者から語られていました。
若いうちからこうした落ち着きを持っていることは、エコロアルバの特徴のひとつでしょう。
カイバもしっかり食べる
食事に関するエピソードもあります。
田村調教師からは、エコロアルバがカイバをしっかり与えても、いつもきれいに食べていたことが明かされています。
競走馬は環境や体調によって食欲が変わることもあります。
エコロアルバの場合、しっかり食べられていたという話からも、厩舎で安定した日常を過ごしていた様子が想像できます。
一点を見つめてぼーっと過ごし、ご飯はきれいに食べる。
こうした何気ない姿を知ると、競馬場で見るエコロアルバとはまた違った親しみを感じますね。
レース後も息の入りが早かった
サウジアラビアロイヤルカップ後にも、エコロアルバらしさを感じるエピソードがあります。
寺河助手によると、レース後は息の入りが早かったそうです。
レースを終えたあとも息の入りが早かったというエピソードからは、エコロアルバがレース後も比較的余裕を残していた様子がうかがえます。
「ケロッとしていた」という印象につながるのも納得できるエピソードですね。
普段は静かなエコロアルバですが、競馬を終えたあとまでいつまでも興奮を引きずるタイプではないようです。
| エピソード | エコロアルバの様子 | 伝わってくる性格 |
|---|---|---|
| 厩舎での普段の姿 | 一点を見つめてぼーっと過ごす | マイペースで穏やか |
| 人と接する時 | 放馬しないのではと思われるほどおとなしい | 温厚で従順 |
| 日頃の食事 | カイバをきれいに食べる | 落ち着いて日常を過ごせる |
| レース後 | 息の入りが早かった | レース後も余裕を感じさせた |

一点を見つめてぼーっとしている姿を想像すると、レースでの真剣な表情とのギャップがかわいいですね。
エコロアルバは気性難?競馬場では精神面に課題も
厩舎では非常に穏やかなエコロアルバですが、競馬場でも常に同じように落ち着いているわけではありません。
2026年には、競馬場で気持ちが入りすぎることや、ゲートでの精神面について関係者から課題が挙げられています。
普段の性格そのものが荒いというより、競馬へ向かう時に気持ちが高まりすぎることがあるようです。
NHKマイルCでは気持ちが入りすぎた
2026年のNHKマイルカップでは、普段の落ち着いたエコロアルバとは少し違う姿を見せました。
寺河助手によると、トレセンへ戻った段階から張り切りすぎるところがあり、競馬当日も装鞍所でイライラして発汗量が多く、返し馬でも気負う様子があったそうです。
厩舎ではぼーっと過ごしている馬でも、競馬が近づくと気持ちが高ぶることがあります。
エコロアルバの場合は、走るためのスイッチが強く入りすぎることがあると考えるとわかりやすいかもしれません。
普段の性格が荒いのではなく、競馬モードになった時の気持ちをどこまで安定させられるかがポイントなのでしょう。
ゲートでは駐立を中心に練習
寺河助手は2026年6月、エコロアルバの課題としてゲートと競馬場でのメンタル面を挙げています。
ゲートについてはまだ安定しきっておらず、競馬場へ行った際の精神状態にも「若干ムラがあるタイプ」と説明していました。
そのため、厩舎ではゲートから速く出ることだけを求めるのではなく、まずは落ち着いて立っていられるよう駐立を中心に練習していたそうです。
もともと厩舎では穏やかな馬だけに、競馬という特別な環境でも同じ落ち着きを保てるようになるかが、精神面での成長ポイントになりそうです。
「普段は穏やかなのに競馬場では気持ちが入りすぎる」というところも、エコロアルバの気性を知るうえで重要な部分です。
| 場面 | 見られた様子・課題 | 現時点でわかること |
|---|---|---|
| 普段の厩舎 | 落ち着いて過ごせる | 基本的な性格は穏やか |
| 調教 | スイッチが入り気性の激しさを見せる | 走る場面ではしっかり気持ちが入る |
| 競馬場 | 気持ちが入りすぎることがある | テンションにムラが残る |
| ゲート | 安定しない面があり駐立を練習 | 精神面には成長の余地がある |



普段から気性が荒いわけではなく、競馬になると気持ちが入りすぎるところが今後のポイントですね。
エコロアルバのあだ名は?
エコロアルバについて、現時点では厩舎関係者や公式メディアから広く定着した特別なあだ名は確認できません。
SNSでは馬名を短くした「アルバ」や「アルバちゃん」と呼ばれている投稿が見られます。
ただし、「アルバちゃん」が公式の愛称として決められているわけではありません。
なお、JRAに登録されているエコロアルバの馬名意味は「冠名+夜明け(西)」です。
厩舎で一点を見つめてぼーっとしているかわいい姿を知ると、「アルバちゃん」という柔らかな呼び方もよく似合いますね。
今後さらに厩舎での様子が紹介されれば、ファンの間で新しい呼び方が定着する可能性もありそうです。
エコロアルバの気性についてよくある質問
- エコロアルバは気性が荒いですか?
-
普段から気性が荒い馬ではありません。
厩舎では穏やかでどっしりしていますが、調教ではスイッチが入って気性の激しい面を見せます。
それでも騎乗者の指示には従えるため、単純な気性難とは少し異なるタイプです。
- エコロアルバはおとなしい性格ですか?
-
普段の厩舎ではかなりおとなしい性格だと考えられます。
寺河助手からは、一点を見つめながらぼーっと過ごしていることや、放馬しないのではと思うほど温厚であることが明かされています。
ただし、調教や競馬になると気持ちが入る一面もあります。
- エコロアルバは人懐っこいですか?
-
「人懐っこい」と明言した関係者コメントは、現時点では確認できません。
そのため、甘えん坊な性格などと断定することはできません。
一方で、厩舎では従順で温厚と評価されており、人との関わりの中では落ち着いて過ごせる馬のようです。
- エコロアルバのかわいいところは?
-
特に印象的なのは、厩舎でぼーっと一点を見つめているというエピソードです。
寺河助手自身も「すごく可愛らしい子」「愛らしい」と表現しています。
普段ののんびりした姿と、調教でスイッチが入った姿とのギャップも魅力です。
- エコロアルバのあだ名はありますか?
-
公式に広く定着している特別なあだ名は、現時点では確認できません。
SNSでは「アルバ」「アルバちゃん」と呼ばれることがあります。
まとめ
エコロアルバは、普段は厩舎でぼーっと一点を見つめているほど穏やかで、若い頃から古馬のようにどっしりした性格だと評価されてきました。
「手綱を持っていなくても放馬しないのでは」と思われるほど温厚で、人の指示を受け入れられる従順さも持っています。
一方、調教になると一気にスイッチが入り、気性の激しさを見せることがあります。
さらに競馬場では気持ちが入りすぎることもあり、ゲートを含めた精神面にはまだ成長の余地が残されています。
つまりエコロアルバは、普段から荒っぽい「気性難」の馬というより、日常では穏やかでも、走る場面では強い競走意欲が表れるタイプといえるでしょう。
そして厩舎では、一点を見つめてぼーっとする愛らしい姿も見せています。
普段のおっとりした「アルバちゃん」と、走る時の真剣なエコロアルバ。
そんなONとOFFのギャップも、この馬を応援したくなる魅力のひとつではないでしょうか。
今後の競走成績だけでなく、厩舎でどんな新しい素顔やエピソードを見せてくれるのかにも注目していきたいですね。
【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように
ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。
そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。
一頭でも多くの馬が、輝かしい競走生活のあとも、温かなセカンドキャリアを歩める未来を願っています。
この記事を通じて、引退馬支援の輪が少しでも広がることを心より願っています。
私たちにできる小さな一歩が、一頭でも多くの馬の未来につながります。まずは、できることから始めてみませんか。


※本記事は、公開されている調教師・調教助手など関係者のコメントおよびJRAの公式情報をもとに作成しています。記事内の考察や評価には筆者の見解を含みます。内容は執筆時点の情報に基づいています。
出典・参考文献
- JRA「競走馬情報 エコロアルバ」
- ラジオNIKKEI「朝日杯FS 美浦レポート エコロアルバ」
- ラジオNIKKEI「NHKマイルC 美浦レポート エコロアルバ」
- ラジオNIKKEI「しらさぎS 美浦レポート エコロアルバ」
- スポニチ「朝日杯Fエコロアルバ 前走直線は想像以上「心配な材料が全くない」」
- 日刊スポーツ「NHKマイルC9着エコロアルバは仕切り直しの一戦」
- スポーツ報知「朝日杯FS 2戦2勝の重賞勝ち馬エコロアルバは好気配保つ」
【エコロアルバをもっと知ろう】
エコロアルバのレースでの位置取りや鋭い末脚、差し・追い込みの特徴については、脚質の記事で詳しく紹介しています。
また、父モズアスコットや母系、ミスワキ5×4・ノーザンダンサー5×5のクロスについては、血統の記事で詳しくまとめています。
気性・脚質・血統の3記事をあわせて読むと、エコロアルバという競走馬をより立体的に知ることができます。













