メイショウタバルの脚質は、逃げを基本としながら、2番手からも勝利できる前受けタイプです。
2025年の宝塚記念では逃げ切り、2026年は2番手から抜け出して連覇を達成。一方、同年10月の凱旋門賞では先頭でレースを進めながら14着に敗れました。
この記事では、メイショウタバルの逃げ・先行の特徴や位置取りの変化を、宝塚記念連覇と凱旋門賞の結果から考察します。
この記事でわかること
- メイショウタバルの基本的な脚質
- 2歳から5歳までの位置取りの変化
- 宝塚記念連覇で見せた逃げと先行の違い
- 2026年凱旋門賞の位置取りと結果
- 通過順位から考えられる脚質の強みと課題
メイショウタバルの脚質は?基本は逃げタイプ
メイショウタバルの基本脚質は「逃げ」です。
3歳以降は積極的に先頭へ出る競馬が中心となり、2024年の毎日杯や神戸新聞杯、2025年の宝塚記念を逃げ切って勝利しました。
ただし、2026年の宝塚記念では2番手から勝っており、必ずしも先頭に立つ必要がないことも示しています。
そのため現在は、逃げを主戦法としながら、番手で運ぶ先行競馬にも対応できる馬と整理するのが自然でしょう。
主なレースの通過順位と着順
| レース | 通過順位・位置取り | 着順 |
|---|---|---|
| 毎日杯(2024年) | 1-1 | 1着 |
| 皐月賞(2024年) | 1-1-1-1 | 17着 |
| 神戸新聞杯(2024年) | 1-1-1-1 | 1着 |
| 宝塚記念(2025年) | 1-1-1-1 | 1着 |
| 天皇賞・秋(2025年) | 1-1-1 | 6着 |
| 有馬記念(2025年) | 2-2-1-1 | 13着 |
| 大阪杯(2026年) | 1-1-1-1 | 2着 |
| 宝塚記念(2026年) | 2-2-2-2 | 1着 |
| 凱旋門賞(2026年) | 逃げ(報道による) | 14着 |
※国内レースの通過順位はnetkeibaの競走成績を参照。凱旋門賞は同じ形式の通過順位が掲載されていないため、レース報道をもとに「逃げ」と記載しています。
勝ったレースの多くは1~2番手からですが、同じように先頭を走っても敗れたレースがあります。
この違いは、メイショウタバルの脚質を考えるうえで重要なポイントです。
メイショウタバルの位置取りはどう変化した?
現在は逃げの印象が強いメイショウタバルですが、デビュー当初から先頭で走っていたわけではありません。
2歳時は中団・後方からの競馬
2023年10月の新馬戦では「8-8-8-9」と後方から進み4着。12月の未勝利戦では「6-7-8-6」と中団から運んで初勝利を挙げました。
この時期は、現在のような逃げ中心のスタイルではなく、中団や後方から進めるレースも経験していました。
3歳から逃げのスタイルが定着
2024年のつばき賞では「3-1」と途中から先頭に立って勝利。続く毎日杯では「1-1」で逃げ切り、重賞初制覇を果たしました。
皐月賞と神戸新聞杯でも先頭からレースを進めており、3歳春以降は逃げる競馬が主戦法となっています。
4歳以降は逃げを軸に番手の競馬も経験
2025年は宝塚記念を逃げ切って勝利。有馬記念では序盤を2番手で進み、途中から先頭に立ちました。
そして5歳となった2026年、宝塚記念では終始2番手から勝利しています。
こうした位置取りの変化から、逃げを基本にしながらも、前方で運ぶ方法に選択肢が生まれたと考えられます。
宝塚記念連覇から見る逃げと先行の違い
メイショウタバルの脚質の幅を示すのが、2025年と2026年の宝塚記念です。
| 比較項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 距離 | 芝2200m | 芝2200m |
| 馬場状態 | 稍重 | 重 |
| 通過順位 | 1-1-1-1 | 2-2-2-2 |
| レーススタイル | 逃げ | 先行(2番手) |
| 着順 | 1着 | 1着 |
| 2着馬との差 | 0秒5 | 0秒1 |
2025年はスタート後から先頭に立ち、ベラジオオペラに0秒5差をつけてGI初勝利。
一方、2026年は2番手を維持しながらレースを進め、クロワデュノールを0秒1差で抑えて連覇しました。
注目したいのは、同じ阪神芝2200mのGIを異なる位置取りから勝ったことです。
逃げ切りだけでなく、前の馬を見ながら運ぶ形でも勝利したことが、近年のメイショウタバルの特徴を表しています。

逃げ馬という基本は変わらなくても、2番手からGIを勝てるようになったのは大きなポイントですね。
2026年凱旋門賞は逃げて14着|位置取りと結果を分析
2026年10月4日、メイショウタバルはフランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(芝2400m)に出走しました。
武豊騎手を背に積極的に先頭へ立ち、レースを引っ張る形を選択。
最後の直線にも先頭で入りましたが、そこから伸びを欠いて14着に敗れています。
レース後、武豊騎手は、メイショウタバルらしいリズムで走れていた一方、想定以上にスタミナやパワーを消耗した可能性に言及しています。
このレースでは、自分から先頭を取りに行く従来のスタイルを見せたものの、勝利には結びつきませんでした。
ただし、14着という結果だけで、逃げる脚質そのものが通用しなかったと断定することはできません。
海外の競馬場やレース条件なども含めて、国内GIとは異なる一戦として考える必要があります。
通過順位から考えるメイショウタバルの脚質の強みと課題
ここからは、公開されているレース結果と通過順位をもとにした本記事での考察です。
強みは前方のポジションを確保できること
メイショウタバルの強みは、自ら前へ進み、馬群の前方でレースを運べることだと考えられます。
逃げ切った毎日杯や神戸新聞杯だけでなく、2026年の宝塚記念では2番手からも勝利しました。
先頭か2番手かという違いはありますが、いずれも後方で展開を待つのではなく、前方の位置を確保している点が共通しています。
逃げても結果が分かれる理由を考察
一方、2024年皐月賞では逃げて17着、2025年有馬記念では途中から先頭に立ちながら13着に敗れています。
さらに2026年凱旋門賞も逃げて14着でした。
こうした結果から分かるのは、前方の位置を確保することと、そのまま最後まで粘り切ることは別だという点です。
レースのペースや馬場状態、相手関係などによっても結果は変わるため、着順だけから特定の敗因を決めつけることはできません。
メイショウタバルは「逃げることだけに強みがある馬」というより、前方で自分の競馬を組み立てる形に持ち味がある馬と考えられます。
メイショウタバルの脚質に関するよくある質問
- メイショウタバルは逃げ馬ですか?
-
基本的には逃げ馬です。ただし、2026年宝塚記念では2番手から勝利しており、先行する形にも対応できるタイプです。
- 凱旋門賞でも逃げたのですか?
-
はい。2026年凱旋門賞では武豊騎手が先頭に立ってレースを進めましたが、直線で失速して14着となりました。
- メイショウタバルは差す競馬もできますか?
-
2歳時には中団や後方から運んだ経験があります。ただし、近年の主戦法は逃げ・先行であり、後方から差すタイプとはいえません。
まとめ|メイショウタバルは逃げを基本に先行もできるタイプ
メイショウタバルの脚質は、逃げを基本としながら、2番手からも力を発揮できる前受けタイプです。
2025年の宝塚記念では逃げ切り、2026年は2番手から連覇。さらに同年の凱旋門賞では逃げて14着となり、同じ逃げでも結果が異なることを示しました。
これらのレースから、先頭に立つことだけでなく、前方で競馬を組み立てられる点が持ち味と考えられます。
今後も逃げるのか、2番手で運ぶのか。その位置取りと結果の関係に注目したいところです。
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※本記事は公開されている競走成績とレース報道をもとに作成しています。脚質の特徴や強み・課題に関する記述には筆者の考察を含みます。
出典・参考資料
- JRA「競走馬情報 メイショウタバル」
- netkeiba「メイショウタバル 競走成績」
- JRA「2026年凱旋門賞 レース結果」
- netkeiba「凱旋門賞・武豊騎手のレース後コメント」
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メイショウタバルの気性や血統については、関連記事で詳しく紹介しています。




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