エコロアルバは、父にモズアスコット、母にスターアクトレスを持つ2023年生まれの牡馬です。
2025年のサウジアラビアロイヤルカップを制し、2026年のしらさぎステークスでも3着に入るなど、若くして重賞戦線で存在感を見せています。
「エコロアルバはどんな血統なの?」「父モズアスコットの血統背景は?」「母系に活躍馬はいるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
5代血統表を見ると、父系にはフランケル・ガリレオ・サドラーズウェルズ、母系にはフレンチデピュティ・サンデーサイレンス・トニービンといった血が並びます。
さらに、ミスワキ5×4、ノーザンダンサー5×5という2つのクロスが確認でき、母の半兄にはシルクロードステークスを2勝したダンスディレクターもいます。
この記事では、ネット競馬の5代血統表や牝系図をもとに、エコロアルバの父系・母系、クロス、近親馬、血統全体から見える注目ポイントを整理して紹介します。
この記事でわかること
- エコロアルバの基本的な血統構成
- 父モズアスコットからつながる血統
- 母スターアクトレスの母系と近親馬
- ミスワキ5×4とノーザンダンサー5×5のクロス
- 血統から見たエコロアルバの注目ポイント
エコロアルバの血統は?父モズアスコット×母スターアクトレス
エコロアルバの血統は、父モズアスコット×母スターアクトレスという組み合わせです。
父モズアスコットはフランケル産駒で、その父系をたどるとガリレオ、サドラーズウェルズ、ノーザンダンサーへとつながります。
一方、母スターアクトレスの父はフレンチデピュティ。
母系をさらにたどると、サンデーサイレンス、トニービン、マルゼンスキーといった名前が並びます。
まずはエコロアルバの主要な血統を簡単に整理してみましょう。
| 血統上の位置 | 馬名 | さらにたどる主な血 |
|---|---|---|
| 父 | モズアスコット | フランケル→ガリレオ→サドラーズウェルズ |
| 父母 | インディア | ヘネシー→ストームキャット |
| 母 | スターアクトレス | フレンチデピュティ |
| 母母 | マザーリーフ | サンデーサイレンス |
| 母母母 | スカラシップ | トニービン |
父系と母系で異なる血統が組み合わされている点が、エコロアルバの血統表を見るうえで最初に押さえておきたいポイントです。

父モズアスコットだけでなく、母系にサンデーサイレンスやトニービンが入っているのも興味深いですね。
父モズアスコットの血統を詳しく見る
エコロアルバの父モズアスコットは、フランケル×インディアという血統です。
父側と母側には、それぞれ異なる有力血統が入っています。
フランケルからガリレオへつながる父系
モズアスコットの父フランケルは、ガリレオ産駒です。
そこからさらに、
ノーザンダンサー
↓
サドラーズウェルズ
↓
ガリレオ
↓
フランケル
↓
モズアスコット
↓
エコロアルバ
という父系につながっています。
5代血統表を見るだけでも、エコロアルバが父側からどのような系統を受け継いでいるのかがよくわかります。
モズアスコットの母インディアにはヘネシー
モズアスコットの母はインディアです。
インディアの父はヘネシー。
さらにヘネシーの父はストームキャットです。
また、インディアの母ミスティアワーの父にはミスワキが入っています。
父モズアスコット側の主な血統を整理すると、次のようになります。
| 父モズアスコット側 | 血統上の位置 |
|---|---|
| フランケル | 父父 |
| ガリレオ | 父父父 |
| サドラーズウェルズ | 父父父父 |
| ヘネシー | 父母父 |
| ストームキャット | 父母父父 |
| ミスワキ | 父母母父 |



モズアスコット側だけを見ても、複数の有力血統が組み合わされていることがわかります。
母スターアクトレスの血統と近親馬
エコロアルバの母スターアクトレスは、フレンチデピュティ産駒です。
ネット競馬のデータでは地方1勝を挙げています。
母スターアクトレス側をたどると、エコロアルバの血統を考えるうえで興味深い名前が並びます。
サンデーサイレンスとトニービンが入る母系
スターアクトレスの母はマザーリーフ。
その父がサンデーサイレンスです。
さらにマザーリーフの母スカラシップはトニービン産駒で、その母パワフルレディの父はマルゼンスキーです。
母系を順番に並べると、
スターアクトレス
↓
マザーリーフ(父サンデーサイレンス)
↓
スカラシップ(父トニービン)
↓
パワフルレディ(父マルゼンスキー)
となります。
父モズアスコット側とはまた違った血統構成になっているのが特徴です。
叔父ダンスディレクターは重賞2勝
エコロアルバの母系で特に注目したい近親馬が、ダンスディレクターです。
ダンスディレクターはマザーリーフの産駒で、スターアクトレスの半兄。
そのため、エコロアルバから見ると叔父にあたります。
ネット競馬の牝系図では中央7勝を記録しており、主な重賞実績は次の通りです。
- シルクロードステークス1着
- シルクロードステークス1着
- 阪神カップ2着
- 阪神カップ2着
- CBC賞2着
- セントウルステークス3着
同じ牝系から重賞戦線で活躍した馬が出ていることは、エコロアルバの母系を知るうえでも注目したいポイントです。
兄姉にも地方競馬の勝ち馬
スターアクトレスの産駒には、エコロアルバ以外にも複数の兄姉がいます。
ネット競馬の掲載データでは、スターオンステージが地方4勝、スリアンヴォスが地方7勝を挙げています。
また、2024年生まれのコパノブリックスも地方で勝利しています。
| 続柄 | 馬名 | 掲載されている実績 |
|---|---|---|
| 叔父 | ダンスディレクター | 中央7勝・シルクロードS2勝 |
| 半姉 | スターオンステージ | 地方4勝 |
| 半兄 | スリアンヴォス | 地方7勝 |
| 半弟 | コパノブリックス | 地方1勝 |



母系では、シルクロードSを2勝したダンスディレクターの存在が特に目を引きますね。
エコロアルバのクロスはミスワキ5×4とノーザンダンサー5×5
エコロアルバの5代血統表では、2つのクロスが確認できます。
- ミスワキ5×4:9.38%
- ノーザンダンサー5×5:6.25%
クロスとは、同じ祖先馬が血統表の中に複数回登場する配合のことです。
たとえば「5×4」は、その祖先馬が5代目と4代目に存在することを表しています。
ミスワキ5×4
エコロアルバにはミスワキ5×4のクロスがあります。
ひとつは、ガリレオの母アーバンシーを通るルート。
もうひとつは、インディアの母ミスティアワーを通るルートです。
エコロアルバから数えると5代目と4代目にミスワキが入るため、5×4のクロスとなります。
血量は9.38%です。
ノーザンダンサー5×5
もうひとつがノーザンダンサー5×5です。
父側では、
サドラーズウェルズ
↓
ノーザンダンサー
というルート。
母側では、
フレンチデピュティ
↓
デピュティミニスター
↓
ヴァイスリージェント
↓
ノーザンダンサー
というルートから入っています。
こちらの血量は6.25%です。
| クロス | 血量 | 血統表上の形 |
|---|---|---|
| ミスワキ | 9.38% | 5×4 |
| ノーザンダンサー | 6.25% | 5×5 |
ただし、クロスが存在するからといって、「この能力が必ず強くなる」と断定することはできません。
血統記事では、どの祖先馬の血が複数の経路から入っているのかを理解する材料として見るのがよいでしょう。



クロスだけで能力を決めつけず、「同じ祖先の血がどのルートから入っているか」を見ると血統表が面白くなりますね。
エコロアルバの血統から見える注目ポイントを考察
エコロアルバの血統で注目したいのは、父系と母系のどちらか一方だけに特徴が偏っていないことです。
父モズアスコット側には、フランケルから続く父系と、インディアを通じたヘネシーやストームキャットの血があります。
母スターアクトレス側には、フレンチデピュティに加え、サンデーサイレンス、トニービン、マルゼンスキーが入っています。
さらに、母系からは短距離重賞で活躍したダンスディレクターも出ています。
実際のエコロアルバは、これまで芝1400mの新馬戦から芝1600mの重賞まで結果を残しています。
ただし、血統だけを根拠に「マイル向き」「この血から末脚を受け継いだ」と断定することはできません。
むしろ今後は、実際の競走成績と照らし合わせながら、
- どの距離で安定した結果を残すのか
- 年齢とともに競走スタイルがどう変化するのか
- 父系・母系の特徴がどのような形で表れるのか
を見ていくと、血統記事としてより楽しめるでしょう。
| 見るポイント | 血統表から確認できること | 今後注目したいこと |
|---|---|---|
| 父系 | フランケル~ガリレオにつながる | 成長後の競走スタイル |
| 父の母系 | ヘネシー~ストームキャット | どの条件で安定するか |
| 母系 | フレンチデピュティ×サンデーサイレンス | 今後どの条件で特徴が表れるか |
| 近親 | ダンスディレクターが重賞2勝 | 牝系の特徴がどう表れるか |
| クロス | ミスワキ5×4、ノーザンダンサー5×5 | 成長後の走りとの関係 |
エコロアルバはまだキャリアの浅い競走馬です。
血統表だけから完成形を決めつけず、これから積み重ねる実戦と血統背景を照らし合わせていくことが、この馬の血統を見る面白さといえそうです。



血統表を先に知っておくと、今後どんな条件で活躍していくのかを見る楽しみも増えますね。
エコロアルバの血統についてよくある質問
- エコロアルバの父は誰ですか?
-
父はモズアスコットです。
モズアスコットはフランケル産駒で、その父系はガリレオ、サドラーズウェルズ、ノーザンダンサーへとつながっています。
- エコロアルバの母は誰ですか?
-
母はスターアクトレスです。
スターアクトレスの父はフレンチデピュティ、母マザーリーフの父はサンデーサイレンスです。
- エコロアルバにはどんなクロスがありますか?
-
5代血統表では、
ミスワキ5×4(9.38%)
ノーザンダンサー5×5(6.25%)
の2つが確認できます。
- エコロアルバの近親に活躍馬はいますか?
-
母スターアクトレスの半兄にダンスディレクターがいます。
ダンスディレクターは中央7勝を挙げ、シルクロードステークスを2勝しています。
- エコロアルバの母系にはどんな血が入っていますか?
-
母スターアクトレスの父がフレンチデピュティ、母マザーリーフの父がサンデーサイレンスです。
さらにその母スカラシップはトニービン産駒で、母系を遡るとマルゼンスキーも入っています。
まとめ
エコロアルバは、父モズアスコット×母スターアクトレスという血統です。
父モズアスコットはフランケル産駒で、父系はガリレオ、サドラーズウェルズへとつながります。
一方、母スターアクトレス側にはフレンチデピュティ、サンデーサイレンス、トニービンなどの血が入っています。
5代血統表では、ミスワキ5×4、ノーザンダンサー5×5という2つのクロスも確認できます。
さらに、母の半兄にはシルクロードステークスを2勝したダンスディレクターがおり、近親に重賞活躍馬がいる点も注目です。
血統だけから適性や競走能力を断定することはできませんが、父系・母系・クロス・近親まで整理すると、エコロアルバがどのような血を受け継いでいるのかが見えてきます。
今後キャリアを重ねるなかで、この血統背景が実際の走りとどのように重なっていくのかにも注目していきたいですね。
【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように
ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。
そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。
一頭でも多くの馬が、輝かしい競走生活のあとも、温かなセカンドキャリアを歩める未来を願っています。
この記事を通じて、引退馬支援の輪が少しでも広がることを心より願っています。
私たちにできる小さな一歩が、一頭でも多くの馬の未来につながります。まずは、できることから始めてみませんか。


※本記事は、公開されている出典・参考資料をもとに作成しています。記事内の考察や評価には筆者の見解を含みます。内容は執筆時点の情報に基づいています。
出典・参考文献
【エコロアルバをもっと知ろう】
エコロアルバの走り方や鋭い末脚については、脚質の記事で詳しく紹介しています。
また、普段の穏やかな性格や厩舎でのかわいいエピソードについては、気性の記事で紹介しています。
脚質・気性・血統の3記事をあわせて読むと、エコロアルバという競走馬をより立体的に知ることができます。













