パンジャタワーの血統は、父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母父ヴィクトワールピサという配合です。
父はスプリンターズSを制したタワーオブロンドン。一方の母系をたどると、日本ダービー馬ロジユニヴァースを送り出したアコースティクス一族へとつながります。
さらに5代血統表には、マキャヴェリアン4×4とミスタープロスペクター5×5×5のクロスも確認できます。
そのためパンジャタワーは、父の短距離実績だけを見るよりも、父系のスピードと母系の中距離色をあわせて見ることで全体像が分かりやすくなる血統です。
この記事では、パンジャタワーの父・母父・牝系・クロスを整理しながら、血統表全体から見える特徴を馬好き目線で考察します。
この記事でわかること
- パンジャタワーの父・母・母父
- 父タワーオブロンドンの特徴
- 母父ヴィクトワールピサからつながる血統
- アコースティクス一族とロジユニヴァースとの関係
- マキャヴェリアン4×4などのクロス
- 1200mから1600mに対応する血統背景
パンジャタワーの血統は?父タワーオブロンドン×母父ヴィクトワールピサ
パンジャタワーの血統を最初に整理すると、父はタワーオブロンドン、母はクラークスデール、母父はヴィクトワールピサです。
| 関係 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | タワーオブロンドン |
| 母 | クラークスデール |
| 母父 | ヴィクトワールピサ |
| 母系 | アコースティクス一族 |
| 近親の代表馬 | ロジユニヴァース |
父は短距離GⅠを制した実績馬ですが、母父ヴィクトワールピサは皐月賞や有馬記念など中距離で活躍した馬です。
さらに母系には日本ダービー馬ロジユニヴァースにつながる牝系が入っています。
父だけを見ると短距離色が目立ちますが、母側まで広げるとパンジャタワーの血統はもう少し違った表情を見せます。

父の名前だけで「短距離血統」と決めず、母父や牝系まで見るのがパンジャタワーの血統を楽しむポイントですね。
父タワーオブロンドンは短距離からマイルまで活躍
パンジャタワーの父タワーオブロンドンは、スプリンターズSを制したGⅠ馬です。
現役時代は1200mだけでなく、1400mや1600mのレースでも実績を残していました。
そのため、単純に「1200m専門のスプリンターだった父」と捉えるより、短距離を中心にしながらマイルまで対応した馬として見る方がパンジャタワーとのつながりを理解しやすくなります。
パンジャタワー自身も、京王杯2歳SやNHKマイルCなどで高いスピード能力を見せてきました。
もちろん、レースで見せる能力をすべて父からの遺伝だけで説明することはできません。
それでも、父自身が短距離からマイルまで結果を残していることは、パンジャタワーの血統を見るうえで押さえておきたいポイントです。
| 父タワーオブロンドン | 内容 |
|---|---|
| 主なGⅠ勝ち | スプリンターズS |
| 主戦距離 | 短距離~マイル |
| 特徴 | 高いスピード能力 |
| パンジャタワーとの共通点 | 1200m~1600mで実績 |
母父ヴィクトワールピサが加わる母系
パンジャタワーの母はクラークスデール、その父にあたるのがヴィクトワールピサです。
ヴィクトワールピサは皐月賞、有馬記念、ドバイワールドカップなどを制した実績馬。
父タワーオブロンドンとは、現役時代に力を発揮した距離のイメージが異なります。
パンジャタワーの血統は、父側に短距離からマイルで実績を残したタワーオブロンドン、母側に中距離で高い実績を残したヴィクトワールピサが配置されている形です。
ここにパンジャタワーの血統を見る面白さがあります。
父だけなら短距離色が強く見えますが、母父まで見ることで、単純な短距離型だけでは語れない血統構成が見えてきます。



父タワーオブロンドンと母父ヴィクトワールピサ。タイプの違う2頭が血統表に並んでいるところも興味深いですね。
母系アコースティクス一族にはロジユニヴァース
パンジャタワーの血統で、もう一つ注目したいのが母系です。
母クラークスデールの牝系をたどると、アコースティクスへとつながります。
このアコースティクス一族から誕生した代表的な競走馬が、2009年の日本ダービーを制したロジユニヴァースです。
パンジャタワーとロジユニヴァースは兄弟ではありませんが、同じ牝系につながる近親馬です。
父タワーオブロンドンの印象が強いパンジャタワーですが、母系までたどるとクラシックを制した競走馬につながる背景を持っています。
つまりパンジャタワーは、短距離GⅠ馬を父に持ちながら、母側には日本ダービー馬を送り出した牝系が広がっているという血統構成です。
| 母系のポイント | 内容 |
|---|---|
| 母 | クラークスデール |
| 母父 | ヴィクトワールピサ |
| 牝系 | アコースティクス一族 |
| 近親の代表馬 | ロジユニヴァース |
| ロジユニヴァースの主な実績 | 日本ダービー優勝 |



パンジャタワーの血統表からロジユニヴァースへつながっていくのは、馬好きとしてはつい追いかけたくなる牝系ですね。
パンジャタワーにはマキャヴェリアン4×4のクロスがある
パンジャタワーの5代血統表には、同じ祖先が複数回登場します。
主なクロスは次の2つです。
| 主なクロス | 世代 |
|---|---|
| マキャヴェリアン | 4×4 |
| ミスタープロスペクター | 5×5×5 |
マキャヴェリアン4×4
「4×4」とは、同じ祖先であるマキャヴェリアンが血統表の4代前に2本入っていることを表します。
マキャヴェリアンは欧州で活躍し、その後は種牡馬としても多くの競走馬につながった存在です。
ミスタープロスペクター5×5×5
さらに5代血統表には、ミスタープロスペクターが3本入っています。
ミスタープロスペクターは現代の世界的な競馬血統をたどると頻繁に登場する大種牡馬の一頭です。
クロスだけでパンジャタワーの能力を決めつけない
クロスは血統表を見るうえで興味深いポイントですが、同じクロスを持つ馬がすべて同じ走り方や能力になるわけではありません。
そのため、「マキャヴェリアン4×4だから末脚が鋭い」「ミスタープロスペクターが重なるから短距離向き」と直接結びつけるのは避けた方が自然です。
パンジャタワーの場合も、クロスはあくまで血統表全体を読み解く材料の一つとして見ていきたいところです。
血統全体から見えるパンジャタワーの特徴を考察
ここからは、父タワーオブロンドン、母父ヴィクトワールピサ、アコースティクス牝系、クロスをあわせて、パンジャタワーの血統全体を考えてみます。
パンジャタワーの血統で興味深いのは、父の短距離色だけでは全体像を説明しにくいことです。
父の短距離色だけでは語れない配合
父タワーオブロンドンは、短距離からマイルまで活躍したGⅠ馬です。
一方で、母父ヴィクトワールピサは中距離で実績を残し、母系には日本ダービー馬ロジユニヴァースにつながるアコースティクス一族があります。
つまりパンジャタワーは、父のスピード色を母系でも重ねた配合ではなく、異なる距離背景を持つ血統が組み合わされていると見ることができます。
さらにマキャヴェリアン4×4やミスタープロスペクター5×5×5といったクロスもありますが、クロスだけを見るより、父系・母父・牝系まで含めた血統表全体の配置を見る方が、この馬の個性を捉えやすいでしょう。
1200mから1600mへの対応を血統からどう見る?
パンジャタワーは、1200mのキーンランドCと1600mのNHKマイルCという異なる距離で重賞を勝っています。
もちろん、この距離対応を血統だけで説明することはできません。
ただ、父タワーオブロンドン自身が短距離からマイルまで実績を残し、母側にはヴィクトワールピサやクラシックにつながる牝系が入っていることを考えると、パンジャタワーの血統が1200mだけに特化した構成ではないことは見えてきます。
「どの距離が本来の適性なのか」と血統だけで決めるのではなく、1200mから1600mまで対応している背景の一つとして血統を見るくらいが自然ではないでしょうか。



父だけを見るのではなく、母父や牝系まで広げると、パンジャタワーの血統の面白さがより見えてきますね。
パンジャタワーの血統に関するよくある質問
- パンジャタワーの父はどんな馬ですか?
-
父タワーオブロンドンは、スプリンターズSを制したGⅠ馬です。1200mだけでなく1400mや1600mでも実績を残しました。
- パンジャタワーとロジユニヴァースはどんな関係ですか?
-
パンジャタワーとロジユニヴァースは兄弟ではありませんが、アコースティクスへつながる同じ牝系の近親馬です。
- パンジャタワーにはどんなクロスがありますか?
-
5代血統表では、マキャヴェリアン4×4とミスタープロスペクター5×5×5のクロスが確認できます。
- パンジャタワーは血統的に短距離馬ですか?
-
父タワーオブロンドンには短距離色がありますが、母父ヴィクトワールピサやアコースティクス一族まで見ると、短距離だけに特化した血統とは言い切れません。
実際の適性は血統だけでなく、レース内容や成長なども含めて見る必要があります。
まとめ|パンジャタワーは父と母系をあわせて見ると面白い血統
パンジャタワーの血統は、父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母父ヴィクトワールピサという配合です。
父は短距離からマイルまで活躍したGⅠ馬ですが、母父には中距離で実績を残したヴィクトワールピサが入り、母系は日本ダービー馬ロジユニヴァースを送り出したアコースティクス一族へとつながります。
さらに5代血統表には、マキャヴェリアン4×4、ミスタープロスペクター5×5×5というクロスも確認できます。
特に興味深いのは、父タワーオブロンドンの短距離色だけではなく、母父や牝系までたどることで血統全体の印象が変わってくることです。
1200mと1600mの両方で結果を残しているパンジャタワーですが、その走りを血統表と照らし合わせて見ると、また違った魅力が見えてくるのではないでしょうか。
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※本記事は、公開されている血統表・競走馬情報をもとに作成しています。血統全体の特徴に関する部分には、公開データを整理したうえでの筆者の考察を含みます。
出典・参考資料
- JRA「パンジャタワー 競走馬情報」
- netkeiba「パンジャタワー血統表・牝系図」
【パンジャタワーをもっと知ろう】
パンジャタワーの気性や脚質については、関連記事で詳しく紹介しています。




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