ルクソールカフェの血統は、父アメリカンファラオ、母メアリーズフォリーズという組み合わせで、全兄にはフェブラリーステークスを連覇したカフェファラオがいます。
父はアメリカ三冠を達成した名馬で、母メアリーズフォリーズ自身も重賞勝ち馬。
さらに母の産駒には、ダートで活躍したカフェファラオだけでなく、芝GⅠを制したリーガルグローリーもいます。
本記事では、ルクソールカフェの父系・母系、全兄カフェファラオとの関係、兄姉の実績、ミスタープロスペクター5×4のクロスまで分かりやすく紹介します。
この記事でわかること
- ルクソールカフェの基本的な血統構成
- 父アメリカンファラオの実績と父系
- 母メアリーズフォリーズの競走実績
- 全兄カフェファラオとの血統関係
- リーガルグローリーなど兄姉の実績
- ミスタープロスペクター5×4のクロス
- 血統構成から見える特徴
ルクソールカフェの血統構成をわかりやすく紹介
まずは、ルクソールカフェの血統構成を整理します。
| 血統 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | アメリカンファラオ |
| 父父 | パイオニアオブザナイル |
| 父父父 | エンパイアメーカー |
| 母 | メアリーズフォリーズ |
| 母父 | モアザンレディ |
| 母母 | キャッチザクイーン |
父系はアメリカンファラオからパイオニアオブザナイル、エンパイアメーカーへと続きます。
母メアリーズフォリーズは重賞勝ち馬で、母父はモアザンレディです。
ルクソールカフェの血統を見るうえでは、父の実績だけでなく、活躍馬を複数送り出している母メアリーズフォリーズにも注目したいところです。

父だけでなく、母と兄姉まで見ると血統の特徴が分かりやすくなりますね。
父アメリカンファラオはアメリカ三冠馬
ルクソールカフェの父アメリカンファラオは、アメリカ競馬史に名を残す名馬です。
2015年にアメリカ三冠を達成
アメリカンファラオは2015年、ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークスを制し、アメリカ三冠を達成しました。
アメリカ三冠馬の誕生は37年ぶりでした。
さらに同年にはブリーダーズカップクラシックも勝利しています。
現役時代にアメリカの大舞台で実績を残し、種牡馬入りした馬です。
父系はパイオニアオブザナイルからエンパイアメーカーへ
アメリカンファラオの父はパイオニアオブザナイル、その父がエンパイアメーカーです。
ルクソールカフェは、この父系をアメリカンファラオから受け継いでいます。
ただし、血統は父だけで決まるものではありません。
ルクソールカフェの場合は、同じ父を持つ全兄カフェファラオや、母のほかの産駒まで見ることで、配合の特徴がより分かりやすくなります。



父の名前だけで判断せず、母系との組み合わせまで見るのがポイントですね。
母メアリーズフォリーズも重賞勝ち馬
ルクソールカフェの母メアリーズフォリーズは、現役時代にも重賞で結果を残しています。
アメリカで4勝しGⅡ・GⅢを制覇
メアリーズフォリーズはアメリカで4勝。
ミセズリヴィアステークスでGⅡ、ボイリングスプリングズステークスでGⅢを勝利しています。
繁殖牝馬になる前から、競走馬として重賞実績を持っていた馬です。
母父はモアザンレディ
メアリーズフォリーズの父はモアザンレディです。
その父はサザンヘイローで、母系にはウッドマンやミスタープロスペクターも入っています。
母母はキャッチザクイーン。
ルクソールカフェは、アメリカンファラオの父系と、このメアリーズフォリーズを通じた母系を合わせ持つ血統です。
全兄カフェファラオと同じ父母を持つ
ルクソールカフェの兄弟で最も知られているのが、全兄カフェファラオです。
全兄とは、父と母の両方が同じ兄弟を指します。
| ルクソールカフェ | カフェファラオ | |
|---|---|---|
| 父 | アメリカンファラオ | アメリカンファラオ |
| 母 | メアリーズフォリーズ | メアリーズフォリーズ |
| 性別 | 牡馬 | 牡馬 |
| 主な重賞勝利 | 武蔵野S・エルムS | フェブラリーSなど |
カフェファラオはフェブラリーSを連覇
カフェファラオは2021年、2022年のフェブラリーステークスを連覇しました。
ほかにもユニコーンステークス、シリウスステークスを勝利し、地方ではマイルチャンピオンシップ南部杯も制しています。
2022年には最優秀ダートホースに選ばれました。
同じ配合から兄弟でダート重賞馬に
ルクソールカフェも武蔵野ステークス、エルムステークスを勝利しています。
そのため、アメリカンファラオ×メアリーズフォリーズという同じ配合から、日本のダート重賞を勝つ全兄弟が誕生したことになります。
全兄弟でも能力や走り方が同じになるわけではありませんが、同じ父母を持つ2頭がともに重賞で結果を残している点は注目したいところです。



「カフェファラオの弟」というだけでなく、同じ配合から兄弟そろって重賞馬になっているのですね。
母の産駒には芝GⅠ馬リーガルグローリーもいる
メアリーズフォリーズの産駒には、父が異なる重賞勝ち馬もいます。
| 馬名 | 父 | 主な実績 |
|---|---|---|
| ナイトプラウラー | ジャイアンツコーズウェイ | トランシルヴァニアSなどGⅢ勝ち |
| リーガルグローリー | アニマルキングダム | ジャストアゲームSなどGⅠ勝ち |
| カフェファラオ | アメリカンファラオ | フェブラリーS連覇など |
| ルクソールカフェ | アメリカンファラオ | 武蔵野S・エルムS勝ち |
半姉リーガルグローリーは芝GⅠ馬
半姉リーガルグローリーは、父がアニマルキングダムです。
アメリカの芝路線で活躍し、ジャストアゲームステークスなどGⅠを勝利しています。
カフェファラオやルクソールカフェとは父も主な活躍舞台も異なります。
半兄ナイトプラウラーもGⅢ勝ち
半兄ナイトプラウラーは、父ジャイアンツコーズウェイ。
トランシルヴァニアステークス、ダニアビーチステークスなどGⅢを勝利しています。
このように兄姉まで広げて見ると、メアリーズフォリーズの産駒は、父によって異なる舞台で重賞実績を残していることが分かります。
ルクソールカフェはミスタープロスペクター5×4のクロス
ルクソールカフェの5代血統表には、ミスタープロスペクター5×4のクロスがあります。
※クロスとは、血統表の中に同じ祖先が複数回登場することです。「5×4」は、その祖先が5代前と4代前に入っていることを表します。
血量は9.38%
ミスタープロスペクターの血量は9.38%です。
母系では、モアザンレディの母父ウッドマンの父として登場し、キャッチザクイーンの父ミスワキもミスタープロスペクター産駒です。
一方、クロスだけから能力や適性を断定することはできません。
ルクソールカフェの血統を形作る一つの特徴として捉えるのがよいでしょう。



クロスは「この血があるから必ずこう走る」と考えるのではなく、血統構成の特徴として見るのが分かりやすいですね。
ルクソールカフェの血統の特徴を考察
ここからは、公開されている血統表や近親馬の実績を比較した本記事での考察です。
ルクソールカフェの血統で興味深いのは、母メアリーズフォリーズが、父の異なる産駒から複数の重賞勝ち馬を送り出していることではないでしょうか。
リーガルグローリーは父アニマルキングダムで芝GⅠを勝利。
ナイトプラウラーは父ジャイアンツコーズウェイでGⅢを勝っています。
そしてアメリカンファラオとの組み合わせでは、カフェファラオとルクソールカフェが日本のダート重賞を勝利しました。
ここから見ると、メアリーズフォリーズを「ダート馬を出す母」だけで説明するのは難しいと考えます。
むしろ、異なる父との組み合わせから、それぞれ別の舞台で実績馬を送り出しているところに特徴があります。
その中でアメリカンファラオとの配合からは、全兄弟でダート重賞馬が誕生しました。
父の名前だけを見るのではなく、「どの母に配されたのか」を見る。
ルクソールカフェの場合、その視点を持つことで、カフェファラオとの共通点だけではなく、メアリーズフォリーズという母が持つ繁殖実績の厚みまで見えてきます。
父アメリカンファラオの実績と、複数の活躍馬を送り出してきた母。
この両方が組み合わさっている点が、ルクソールカフェの血統の大きな特徴といえるでしょう。
ルクソールカフェの血統に関するよくある質問
- ルクソールカフェの父は誰ですか?
-
父はアメリカンファラオです。
2015年にアメリカ三冠を達成し、ブリーダーズカップクラシックも制しています。
- ルクソールカフェとカフェファラオは兄弟ですか?
-
はい。父アメリカンファラオ、母メアリーズフォリーズが同じ全兄弟です。
カフェファラオが全兄、ルクソールカフェが全弟にあたります。
- ルクソールカフェの母はどんな馬ですか?
-
母はメアリーズフォリーズです。
現役時代にアメリカで重賞を勝ち、繁殖牝馬としてカフェファラオやリーガルグローリーなどを送り出しています。
- ルクソールカフェにはクロスがありますか?
-
5代血統表では、ミスタープロスペクター5×4のクロスがあります。
血量は9.38%です。
まとめ|ルクソールカフェはアメリカンファラオと実績豊富な母系を持つ良血馬
ルクソールカフェの血統は、父アメリカンファラオ、母メアリーズフォリーズという組み合わせです。
父はアメリカ三冠とブリーダーズカップクラシックを制した名馬。
母も重賞勝ち馬で、全兄にはフェブラリーステークスを連覇したカフェファラオがいます。
また、半姉リーガルグローリーは芝GⅠ、半兄ナイトプラウラーもGⅢを勝利しています。
5代血統表には、ミスタープロスペクター5×4のクロスがあります。
ルクソールカフェの血統を見るときは、父アメリカンファラオだけでなく、父の異なる産駒からも重賞馬を送り出してきた母メアリーズフォリーズまで見るのがポイントです。
全兄カフェファラオとのつながりに加え、母を中心に兄姉まで広げて見ることで、この血統の厚みがより分かりやすくなるでしょう。
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※本記事は、公開されている血統表・競走成績・近親馬の実績をもとに作成しています。血統構成から見える特徴については、複数の近親馬を比較した筆者の考察を含みます。
出典・参考資料
- JRA「競走馬情報 ルクソールカフェ」
- netkeiba「ルクソールカフェ 血統表・牝系図」
- JBIS「アメリカンファラオの競走実績」
- Equibase「リーガルグローリーの競走実績」
【ルクソールカフェをもっと知ろう】
ルクソールカフェの気性や脚質については、関連記事で詳しく紹介しています。













