セキトバイーストの気性は、真面目で走る意欲が強く、負けず嫌いとも感じられる粘り強さが特徴です。
セキトバイーストは、栗東・四位洋文厩舎に所属する鹿毛の牝馬で、2025年と2026年の府中牝馬ステークスを連覇しました。
若い頃はテンションが高くなる面もありましたが、経験を重ねながら精神面でも成長しています。
本記事では、四位洋文調教師や浜中俊騎手、山本助手のコメントを中心に、セキトバイーストの性格、気性の変化、厩舎エピソード、あだ名やかわいい一面を紹介します。
この記事でわかること
- セキトバイーストの真面目で負けず嫌いな性格
- 3歳から5歳までの気性の変化
- 四位洋文厩舎での調教や日常のエピソード
- 「セキトバさん」などの呼び方やかわいい仕草
- 関係者コメントから考察する気性の特徴
セキトバイーストの気性は?真面目で負けず嫌いな性格
セキトバイーストは、競馬に対して前向きで、最後まで一生懸命に走ろうとする牝馬です。
その性格は、四位洋文調教師と浜中俊騎手のコメントからもうかがえます。
四位調教師が評価する素直で真面目な性格
2024年9月、ローズステークス前の取材で、四位調教師はセキトバイーストについて、素直で真面目、走る意欲にあふれていると評価していました。
指示に反発するというより、自分から積極的に走ろうとする姿勢が特徴のようです。
一方で、真面目だからといって、常におとなしい馬というわけではありません。
走ることに熱心なぶん、気持ちが高ぶる場合もあります。
素直さと強い走る意欲を併せ持っていることが、セキトバイーストの基本的な性格といえるでしょう。
浜中俊騎手が認めた最後まで頑張る精神力
セキトバイーストの気持ちの強さは、浜中俊騎手も評価しています。
2026年6月の府中牝馬ステークスでは、苦しい場面からもうひと踏ん張りしてくれたことをレース後に称賛しました。
さらに、走ることに一生懸命で、頑張ってくれるのが持ち味だと語っています。
こうした言葉からは、苦しくなっても簡単には諦めない精神的な強さが感じられます。
「負けず嫌い」という表現は関係者による公式な性格の定義ではありませんが、最後まで頑張ろうとする姿勢を表す言葉としてふさわしいのではないでしょうか。

素直で真面目なだけでなく、苦しい場面でも頑張ろうとする芯の強さがあるのですね。
セキトバイーストは若い頃から精神面が成長
セキトバイーストは、年齢を重ねる中で気性面にも変化が表れています。
ただし、単純に気性が穏やかになったというわけではなく、落ち着いて過ごせる場面が増える一方で、繊細な面も残っているようです。
3歳時はテンションが高くなることもあった
2024年春のセキトバイーストは、レースを重ねる中で精神的な余裕を保つのが難しい時期もありました。
同年9月、四位調教師は、春は使い詰めだったため、テンションが高くなり、ピリピリしたところがあったと振り返っています。
その後、約5か月の休養を経て秋を迎えた際には、以前よりゆったりした様子が見られました。
当時は、レースを続けることによる精神的な負担に注意が必要な時期だったと考えられます。
4歳時にはリラックスして走れるようになった
2025年10月、アイルランドトロフィー前の取材では、四位調教師から成長を感じさせるコメントがありました。
若い頃はムキになって走る面があったものの、同年春の競馬では、自分を見失わずにリラックスして走れていたという評価です。
以前に比べて、気持ちが先走りすぎず、落ち着きを保ちながら力を発揮できるようになってきたことがうかがえます。
5歳になっても繊細な一面は残っている
精神面で成長したセキトバイーストですが、2026年にもテンションの高さが話題になったことがあります。
5月の新潟大賞典前には、山本助手が、約4か月の休養明けだった金鯱賞では気持ちが高ぶる面があり、落ち着いてから調整を進めたと説明していました。
そのため、経験を積んだ現在でも、状況によっては精神面への配慮が必要と考えられます。
| 時期 | 気性・精神面の様子 |
|---|---|
| 3歳・2024年 | 使い詰めでテンションが高くなり、ピリピリする面があった |
| 4歳・2025年 | ムキになりすぎず、リラックスして走れるようになってきた |
| 5歳・2026年 | 精神面の安定が進む一方、休み明けには気持ちが高ぶることもあった |
この変化を見ると、セキトバイーストは持ち前の気持ちの強さを残しながら、精神面の安定を身につけてきた馬と捉えられそうです。
セキトバイーストと四位洋文厩舎のエピソード
セキトバイーストの気性を知るうえでは、四位洋文厩舎がどのように接してきたかも注目したいところです。
調教内容や輸送、日々の食欲に関するコメントから、陣営の細やかな対応が見えてきます。
成長に合わせて調教の負荷を調整
2024年のローズステークス前、四位調教師は、仕上がりが早い牝馬であることを考慮し、強い調教でテンションを上げすぎないようにしていると説明していました。
一方、2026年5月には、山本助手から調教に対する印象の変化が語られています。
若い頃はテンションを気にして調整していたものの、成長したことで、以前より強く負荷をかけられるようになったという内容でした。
さらに2026年10月7日のアイルランドトロフィーに向けた取材では、四位調教師が「煮詰めないようにして精神面も大丈夫」とコメントしています。
強い調教に対応できるようになっても、気持ちを追い込みすぎない配慮は続けられているのですね。
輸送やレース間隔にも気を配っている
2025年10月には、四位調教師が東京への輸送を考慮した調整についても語っています。
輸送によって馬体が減ったり、気性的にイライラしやすくなったりする面があるため、その点を踏まえて調整してきたそうです。
また、2026年6月には山本助手が、間隔を空けるよりもコンスタントにレースを使った方が動きが良くなると説明しています。
単純に休ませればよいというわけではなく、輸送や出走間隔も含めて、馬の状態に合った調整を考えていることが分かります。
府中牝馬ステークス前には食欲旺盛な姿も
2025年6月の府中牝馬ステークス前には、食欲に関する明るいエピソードもありました。
四位調教師は、馬の雰囲気が良く、普段以上にカイバを食べているようだと笑顔で話しています。
カイバとは、馬が食べる飼料のことです。
食欲だけで精神状態まで判断することはできませんが、馬の健康状態を確認するうえで大切な手がかりになります。
日々の食事や馬体の様子まで確認しながら、レースに向けて調整されていることがうかがえます。



年齢とともに調教の内容も変化しているのですね。セキトバイーストの個性に合わせた調整が印象的です。
セキトバイーストのあだ名は?かわいい一面も紹介
競馬場での力強い姿とは対照的に、セキトバイーストには愛嬌のある一面もあります。
馬主側のSNSでは、親しみやすい呼び方や普段のかわいい仕草が紹介されています。
馬主側では「セキトバさん」「お姉ちゃん」と呼ばれる
セキトバイーストの呼び方として確認できるのが、「セキトバさん」と「お姉ちゃん」です。
2026年2月1日、TNレーシングのレーシングマネージャーは、セキトバイーストを「セキトバさん」と呼び、ソルパッサーレが加わってからは「お姉ちゃん」という呼び方も併用していると紹介しました。
この投稿では、四位調教師にも確認した呼び方であることが伝えられています。
| 呼び方 | 使用例 |
|---|---|
| セキトバさん | TNレーシング側が使用 |
| お姉ちゃん | 後輩馬との関係からTNレーシング側が使用 |
| セキトバちゃん | ファンのSNS投稿などで見られる呼び方 |
厩舎内のすべてのスタッフが同じ呼び方をしているかは分かりませんが、馬主側で親しみを込めた愛称が使われていることは確認できます。
唇太鼓を披露するユニークな仕草
セキトバイーストのかわいいエピソードとして印象的なのが、唇太鼓です。
2025年5月15日、TNレーシングの公式Xでは、唇を動かしてポンポンと音を出す姿が紹介されました。
投稿では新しい特技として取り上げられ、ファンからもかわいいと反響がありました。
真剣な表情で競馬に臨む姿とは違う、ユーモラスな一面が分かるエピソードです。
実際の様子は、TNレーシングの唇太鼓の投稿で紹介されています。
大きな耳と人参好きな素顔
セキトバイーストは、大きな目や長い耳もファンからかわいいと注目されています。
また、TNレーシングのSNSでは、人参を好む様子もたびたび紹介されています。
2026年5月には、相変わらず人参が大好きなことが伝えられました。
さらに同年6月の府中牝馬ステークス連覇の翌日には、少し寝ぼけたような様子で人参を食べる姿も公開されています。
競馬場で見せる力強い走りと、普段の愛嬌のある姿。
名前の勇ましさとかわいらしい素顔のギャップも、セキトバイーストの魅力ですね。



唇太鼓に人参好き。「セキトバさん」という呼び方も、普段の親しみやすい姿によく合いますね。
関係者コメントから見るセキトバイーストの気性を考察
ここからは、公開されている関係者コメントをもとにした筆者の考察です。
セキトバイーストの気性について考えるとき、注目したいのは「気持ちの強さ」と「精神的な余裕」は必ずしも反対のものではないという点です。
一般的に、走る意欲が強いことは競走馬にとって長所になり得ます。
しかし、その意欲が強すぎて余計な力を使ってしまえば、本来の能力を発揮する妨げになる可能性もあります。
一方、気持ちを抑えることばかりを重視すれば、持ち前の積極性を十分に生かせない場合もあるでしょう。
ここで重要なのは、気持ちを弱くすることではなく、必要な場面で力を発揮できる余裕を持たせることではないでしょうか。
セキトバイーストは、5歳になって以前より強い調教にも対応できるようになりました。
それでも四位調教師は、精神面が煮詰まらないように配慮しています。
この2つの事実は矛盾しているわけではありません。
むしろ、体力や経験が増して調整できる幅が広がったからこそ、負荷をかける場面と気持ちを落ち着かせる場面を使い分けられるようになったとも考えられます。
もちろん、実際の成績には馬場状態やレース展開、体調など多くの要素が関係するため、精神面の調整だけが好成績につながったとは断定できません。
それでも、公開コメントから見えるのは、セキトバイーストの個性を無理に変えるのではなく、その強みを生かそうとする厩舎の姿勢です。
負けず嫌いとも感じられる強い気持ちを、空回りさせずに発揮できる状態をつくる。
その積み重ねこそが、セキトバイーストと四位洋文厩舎の関係を考えるうえで、興味深いポイントではないでしょうか。
セキトバイーストに関するよくある質問
- セキトバイーストの毛色は何ですか?
-
毛色は鹿毛です。
- セキトバイーストの名前にはどんな意味がありますか?
-
JRAによる馬名の意味は、「赤兎馬+東」です。
赤兎馬は三国志に登場する名馬として知られています。欧字表記は「Sekitoba East」です。
まとめ|セキトバイーストは芯の強さと繊細さを持つ牝馬
セキトバイーストの気性は、真面目で走る意欲が強く、最後まで頑張ろうとする精神力が特徴です。
3歳時にはテンションの高さが課題になることもありましたが、年齢と経験を重ね、以前よりリラックスして走れるようになってきました。
四位洋文厩舎では、調教の負荷やレース間隔などを考えながら、その個性に合わせた調整が行われています。
一方、普段は「セキトバさん」「お姉ちゃん」と親しまれ、唇太鼓や人参好きといったかわいい一面も見せています。
力強く走ることへの意欲と、細やかな配慮を必要とする繊細さ。
その両方を持っていることが、セキトバイーストならではの魅力ではないでしょうか。
【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように
ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。
そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。
一頭でも多くの馬が、輝かしい競走生活のあとも、温かなセカンドキャリアを歩める未来を願っています。
この記事を通じて、引退馬支援の輪が少しでも広がることを心より願っています。
私たちにできる小さな一歩が、一頭でも多くの馬の未来につながります。まずは、できることから始めてみませんか。


※本記事は、JRA、競馬メディア、関係者の公開コメント、馬主側のSNS投稿をもとに作成しています。「負けず嫌い」などの性格に関する考察は、公開情報を整理したうえでの筆者の見解です。SNSで紹介された仕草や呼び方は、投稿時点の情報です。
出典・参考資料
- JRA「競走馬情報 セキトバイースト」
- ラジオNIKKEI「ローズS 栗東レポート 四位洋文調教師」
- ラジオNIKKEI「アイルランドトロフィー 栗東レポート 四位洋文調教師」
- 日刊スポーツ「府中牝馬S セキトバイーストの食欲と状態」
- スポニチ競馬Web「新潟大賞典 セキトバイースト上昇ムード」
- netkeiba「府中牝馬S 山本助手が語る体と精神面の安定」
- 日刊スポーツ「2026年府中牝馬S 浜中俊騎手のコメント」
- スポニチ競馬Web「アイルランドT 四位調教師が語る精神面」
- TNレーシング「レーシングマネージャー公式X」
- TNレーシング「セキトバイーストの唇太鼓」
【セキトバイーストをもっと知ろう】
セキトバイーストの血統や脚質については、関連記事で詳しく紹介しています。




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