ジョバンニの気性は?真面目で扱いやすい優等生とオン・オフの素顔を紹介

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ジョバンニの気性は、真面目で扱いやすく、普段は落ち着いている一方、競馬へ向かう場面ではしっかり気持ちが入るオン・オフのはっきりしたタイプです。

栗東・杉山晴紀厩舎に所属するジョバンニは、調教師や厩舎スタッフから「あまり暴れない」「テンションが上がりにくい」「扱いやすい」と評価されてきました。

さらに、騎手が跨ると競馬モードへ切り替わりやすいという、普段とのギャップも持っています。

本記事では、厩舎関係者や騎手のコメントをもとに、ジョバンニの真面目な性格、扱いやすさ、オン・オフの切り替え、松山弘平騎手との関係、厩舎で見せる素顔について紹介します。

この記事でわかること

  • ジョバンニの基本的な気性や性格
  • 「扱いやすい」と評価される理由
  • テンションが上がりにくい精神面
  • 海外遠征で見せた環境変化への反応
  • 競馬になると見せるオン・オフ
  • 松山弘平騎手との関係
  • 厩舎で見せるジョバンニの素顔
目次

ジョバンニの気性は?真面目で扱いやすい優等生

ジョバンニの気性をひと言で表すなら、真面目で扱いやすい優等生タイプです。

杉山晴紀調教師は2歳時のジョバンニについて、真面目な性格で、あまり暴れたりもしないという趣旨の評価をしていました。

日常的に手を焼かせるようなタイプではなく、厩舎側から見ても管理しやすい馬だったことがうかがえます。

スクロールできます
項目ジョバンニの特徴
普段の性格真面目で落ち着いている
扱いやすさあまり暴れず管理しやすい
テンション調教を強くしても上がりにくい
環境変化過敏になりにくいが、大きな変化では戸惑うこともある
競馬モード騎手が乗るとスイッチが入りやすい
厩舎での生活飼葉をしっかり食べる

杉山晴紀調教師から「競走馬の鏡」と評価

ジョバンニの真面目さを象徴するのが、杉山晴紀調教師による「競走馬の鏡」という評価です。

ここでいう真面目さは、普段おとなしいというだけではありません。

自分の持っている力を出そうと毎回一生懸命に取り組む姿勢も含め、競走馬としての仕事に前向きなところが高く評価されています。

2026年の金鯱賞を前にしたコメントでも、杉山調教師はジョバンニを「頑張り屋さん」と表現していました。

普段は扱いやすく、仕事には一生懸命。

ジョバンニが優等生と表現されるのは、こうした両面を持っているからでしょう。

ジョバンニはテンションが上がりにくく乗りやすい

ジョバンニの扱いやすさは、厩舎での生活だけでなく、調教中にも表れています。

強い調教をしても気持ちが高ぶりにくい

大久保助手はジョバンニについて、調教を強くしてもテンションが上がりにくく、乗りやすいと評価しています。

負荷が強くなったことで気持ちだけが先走るのではなく、人の指示を受けながら調教を進めやすいところが特徴です。

競走馬にとって、能力だけでなく精神状態を安定させながら調整できることも重要です。

ジョバンニは若い頃から、こうした人の指示を受けやすい素直さを評価されてきた馬といえます。

環境変化に対応できる一方、海外遠征では戸惑いも

杉山調教師は2歳時、ジョバンニについて、環境が変わっても過敏に反応しにくく、平常心を保てるメンタルの強さがあるのではないかという趣旨のコメントをしています。

一方、初めて経験した2026年の香港遠征では、環境変化への対応にも段階があることが分かりました。

日本から香港への輸送中は、大久保助手が「思ったより落ち着いていた」と振り返るほど順調で、初めての海外輸送そのものは無事にこなしています。

しかし香港へ到着してからは、新しい環境に慣れるまで時間がかかり、レース3日前までカイ食い(飼葉を食べる量)が悪かったことが後に明かされました。

実際、香港でのレースでは前走から12kg減となる470kgで出走しています。

そのためジョバンニを「どんな環境でも全く動じない馬」と見るより、輸送を落ち着いてこなせる一方、大きな環境変化には戸惑うこともあるタイプと考える方が実際の姿に近いでしょう。

帰国後には大久保助手から精神面が以前より良くなったという評価もあり、初めての海外遠征もジョバンニにとってひとつの経験になったことがうかがえます。

輸送は落ち着いてこなしても、初めての海外生活には戸惑いもあったのですね。どんな環境でも平気というわけではないところも興味深いです。

ジョバンニはオン・オフがはっきりしている

普段は落ち着いているジョバンニですが、いつでも同じテンションで過ごしているわけではありません。

厩舎関係者からは、オンとオフがはっきりしていて扱いやすい馬と評価されています。

騎手が乗ると競馬のスイッチが入りやすい

ジョバンニのオン・オフを象徴するのが、騎手が跨った時の変化です。

2025年の皐月賞前、杉山調教師は「ジョッキーが乗るとスイッチが入りやすい」ことを明かしています。

そのため最終追い切りでは、必要以上に気持ちを高ぶらせないよう、厩舎スタッフが騎乗して調整されました。

普段から興奮しやすいのではなく、競馬につながるきっかけを感じると気持ちが前へ向く。

この切り替えの明確さが、ジョバンニのオン・オフをよく表しています。

日本ダービーではイレ込みを見せたことも

精神的に安定しているジョバンニですが、常に平常心を崩さないわけではありません。

2025年の日本ダービーでは、レース前のパドックで興奮し、落ち着きを欠く『イレ込み』を見せました。

大久保助手は後に、当時はそれまでの疲れが蓄積し、苦しい部分もあったのではないかという趣旨の説明をしています。

その後、休養を挟んだ神戸新聞杯前には、強い調教をしてもテンションが上がらない状態に戻っていました。

一度のイレ込みだけを理由に「気性が荒い」と判断するのではなく、コンディションによって精神状態にも変化が出ることがあると考える方が自然でしょう。

ジョバンニと松山弘平騎手の関係

ジョバンニのデビュー当初からコンビを組んできたのが、松山弘平騎手です。

デビュー前から「自分の好きなタイプ」

杉山調教師によると、松山騎手は新馬戦前の追い切りでジョバンニに騎乗した時から、「自分の好きなタイプ」と好印象を持っていたそうです。

杉山調教師自身も、人馬の相性は良いのではないかという見方を示していました。

デビュー前の段階から騎手が好感触を持ち、その後も重要な舞台でコンビを組んできたことは、ジョバンニと松山騎手の関係を知るうえで印象的なエピソードです。

「なついている」「特別な相棒だ」と馬の気持ちまで断定することはできませんが、長くコンビを組んできた人馬として注目したくなる関係といえるでしょう。

デビュー前から「好きなタイプ」と評価されていたと知ると、松山騎手とのコンビにも注目したくなりますね。

ジョバンニの厩舎で見せる素顔

競馬では一生懸命な姿を見せるジョバンニですが、厩舎では比較的穏やかに過ごしています。

馬房では飼葉をしっかり食べる

杉山調教師が2歳時にジョバンニについて挙げていた特徴のひとつが、飼葉をよく食べることです。

あまり暴れず、与えられた飼葉もしっかり食べるという日常の安定感は、厩舎で管理する側にとっても大きな長所でしょう。

派手な仕草ではありませんが、こうした普段の穏やかな生活ぶりからも、ジョバンニの素直な性格がうかがえます。

特定のあだ名は広く定着していない

ジョバンニには、現時点で厩舎関係者や公式メディアが継続的に使用している広く定着した特別なあだ名は確認できません

また、「ジョバンニといえばこの仕草」といえるほど広く知られた、公式なかわいいエピソードも多くはありません。

その一方で、普段は穏やかに過ごしながら、競馬へ向かえば気持ちが切り替わるという日常と仕事モードのギャップは、ジョバンニらしい魅力といえそうです。

ジョバンニの気性から見える特徴を考察

ここからは、公開されている杉山晴紀調教師や厩舎スタッフのコメントをもとにした筆者の考察です。

ジョバンニの気性を考えるうえで注目したいのは、「大人しいから扱いやすい」のではなく、必要以上に反応し続けないことが扱いやすさにつながっている可能性です。

競走馬を取り巻く環境には、調教、輸送、馬房の移動、騎手の騎乗など、さまざまな刺激があります。

ジョバンニは強い調教だけでテンションが大きく上がるタイプではありません。

一方で、騎手が跨るなど競馬につながる状況では、しっかり気持ちが入ります。

つまり、周囲のあらゆる刺激に反応するのではなく、競馬へ向かう合図を感じ取って気持ちを切り替えているようにも見えるのです。

もちろん、いつでも完璧に自分のリズムを保てるわけではありません。

日本ダービーではイレ込みを見せ、香港遠征でも現地の環境に慣れるまで時間を要しました。

それでも、その後は再び落ち着きを取り戻していることから、ジョバンニの強みは「何があっても動じないこと」ではなく、経験を重ねながら平常時のリズムへ戻れるところにもあるのではないでしょうか。

ジョバンニの「優等生らしさ」は、ただ静かに従うことではなく、休む時と仕事をする時を切り替えられる真面目さにあるのかもしれません。

「気性が良い」というひと言だけでは表しきれない、この切り替え方こそジョバンニらしい個性ではないでしょうか。

ジョバンニの気性に関するよくある質問

ジョバンニは気性が荒い馬ですか?

基本的には、真面目であまり暴れず、扱いやすいタイプと評価されています。

日本ダービーではイレ込みを見せたことがありますが、普段から気性が荒いというより、コンディションによって気持ちが高ぶることもある馬と見る方が近いでしょう。

ジョバンニは環境の変化に強いですか?

若い頃から環境変化に過敏になりにくいと評価されてきましたが、どんな環境でも全く影響を受けないわけではありません。

2026年の香港遠征では輸送中は落ち着いていた一方、現地の環境に慣れるまで時間がかかり、レース3日前までカイ食いが悪かったと伝えられています。

ジョバンニは松山弘平騎手になついていますか?

「なついている」と断定できる公式コメントは確認できません。

ただし、松山騎手はデビュー前からジョバンニを「自分の好きなタイプ」と評価しており、杉山調教師も人馬の相性について好意的に語っています。

ジョバンニにあだ名はありますか?

現時点では、厩舎関係者や公式メディアで広く定着している特定のあだ名は確認できません。

まとめ|ジョバンニは真面目でオン・オフのはっきりした優等生

ジョバンニの気性を関係者のコメントから見ると、真面目で扱いやすく、オンとオフのはっきりした優等生タイプであることが分かります。

調教を強くしてもテンションが上がりにくい一方、騎手が乗るなど競馬へ向かう場面ではしっかり気持ちが入ります。

環境変化にも比較的対応できるタイプですが、日本ダービーでのイレ込みや香港遠征での戸惑いなど、状況によって精神面に変化が出ることもありました。

松山弘平騎手からはデビュー前から好印象を持たれ、厩舎では飼葉をしっかり食べるなど、普段の生活にはジョバンニらしい穏やかさも見られます。

普段は余計に気持ちを高ぶらせず、必要な場面では仕事モードへ切り替える。

このオン・オフの明確さと真面目さが、ジョバンニの気性を知るうえで大きな特徴といえるでしょう。

【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように

ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。

そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。

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※本記事は、JRAおよび公開されている競馬メディア、調教師・騎手・厩舎関係者のコメントをもとに作成しています。気性に関する考察は、公開情報を整理したうえでの筆者の見解です。内容は執筆時点の情報です。

出典・参考資料

【ジョバンニをもっと知ろう】

ジョバンニの脚質や血統については、関連記事で詳しく紹介しています。

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