アスクエジンバラの血統は、父リオンディーズ、母ハニートリップ、母父マンハッタンカフェという配合です。
父側にはキングカメハメハとシーザリオ、母側にはマンハッタンカフェとタイキシャトルが入っています。
さらに近親には、ヴィクトリアマイル2勝とスプリンターズS制覇を果たしたストレイトガールがいます。
5代血統表では、サンデーサイレンス4×3とヘイロー5×4×5のクロスも確認できます。
本記事では、アスクエジンバラの父系・母系・牝系・クロス・兄弟関係を整理し、血統表全体から見える特徴について考察します。
この記事でわかること
- アスクエジンバラの父・母・母父
- 父リオンディーズとシーザリオの血統
- 母ハニートリップから続く牝系
- 近親ストレイトガールとの血縁関係
- サンデーサイレンス4×3とヘイローのクロス
- 兄弟・近親馬の血統
- 血統表全体から見える特徴
アスクエジンバラの血統は?父リオンディーズ×母父マンハッタンカフェ
アスクエジンバラは、父リオンディーズ、母ハニートリップ、母父マンハッタンカフェという血統です。
主要な血統を整理すると、次のようになります。
| 関係 | 馬名 |
|---|---|
| 父 | リオンディーズ |
| 父父 | キングカメハメハ |
| 父母 | シーザリオ |
| 母 | ハニートリップ |
| 母父 | マンハッタンカフェ |
| 母母 | ネヴァーピリオド |
| 母母父 | タイキシャトル |
父リオンディーズはキングカメハメハとシーザリオの産駒で、母ハニートリップはマンハッタンカフェとネヴァーピリオドの産駒です。
父と母父だけでなく、それぞれの祖母世代までたどると血統のつながりが分かりやすくなります。

父側にはシーザリオ、母側にはネヴァーピリオド。ここから血統をたどると、アスクエジンバラの近親関係が見えてきますね。
父リオンディーズはキングカメハメハ×シーザリオ
アスクエジンバラの父リオンディーズは、2015年の朝日杯フューチュリティステークスを制したGⅠ馬です。
父キングカメハメハ、母シーザリオという血統で、競走馬としてだけでなく種牡馬としても産駒を送り出しています。
父父キングカメハメハから続く父系
リオンディーズの父キングカメハメハは、2004年の日本ダービーとNHKマイルカップを制した馬です。
キングカメハメハの父はキングマンボ、その父がミスタープロスペクターです。
アスクエジンバラは、リオンディーズを通じてキングカメハメハ、キングマンボ、ミスタープロスペクターへと続く父系を持っています。
父母シーザリオは日米のオークスを制した名牝
リオンディーズの母シーザリオは、2005年のオークスとアメリカンオークスを制した名牝です。
父はスペシャルウィーク、母はキロフプリミエール。
繁殖牝馬としても実績を残し、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアなどのGⅠ馬を送り出しています。
アスクエジンバラから見ると、シーザリオは父方の祖母です。
また、シーザリオの父スペシャルウィークを通じて、サンデーサイレンスの血も受け継いでいます。



リオンディーズの母シーザリオは、競走馬としても繁殖牝馬としても実績のある馬ですね。
母ハニートリップはマンハッタンカフェ産駒
アスクエジンバラの母ハニートリップは、2014年生まれの黒鹿毛の牝馬です。
父はマンハッタンカフェ、母はネヴァーピリオドという血統です。
母父マンハッタンカフェはGⅠ3勝馬
ハニートリップの父マンハッタンカフェは、サンデーサイレンス産駒です。
現役時代には、2001年の菊花賞と有馬記念、2002年の天皇賞・春を制しました。
アスクエジンバラにとっては母父にあたり、母側からサンデーサイレンスの血を受け継ぐ経路となっています。
母母ネヴァーピリオドはタイキシャトル産駒
ハニートリップの母ネヴァーピリオドは、2002年生まれの栗毛の牝馬です。
父はタイキシャトル、母はフューチャハッピーで、中央競馬では3勝を挙げました。
タイキシャトルは、日本とフランスでGⅠを制した名馬として知られています。
このように母側には、マンハッタンカフェとタイキシャトルという異なる系統のGⅠ実績馬が入っています。
ネヴァーピリオドは繁殖牝馬としても複数の産駒を送り出しており、その中にストレイトガールがいます。
アスクエジンバラの近親にはGⅠ3勝馬ストレイトガールがいる
アスクエジンバラの牝系で注目したいのが、GⅠ3勝馬ストレイトガールとの血縁関係です。
ストレイトガールは母ハニートリップの異父姉
ストレイトガールの父はフジキセキ、母はネヴァーピリオドです。
ハニートリップとは母が同じで父が異なるため、2頭は異父姉妹にあたります。
つまり、ストレイトガールはアスクエジンバラの母方の伯母です。
近親馬というだけでなく、母を同じくする姉妹からつながる血縁関係にあります。
ヴィクトリアマイル2勝とスプリンターズS制覇
ストレイトガールは2009年生まれの牝馬で、現役時代は31戦11勝。
2015年から2016年にかけて、芝1200mと1600mのGⅠで活躍しました。
主なGⅠ勝利は次の通りです。
| 年 | GⅠレース | 着順 |
|---|---|---|
| 2015年 | ヴィクトリアマイル | 1着 |
| 2015年 | スプリンターズS | 1着 |
| 2016年 | ヴィクトリアマイル | 1着 |
さらに繁殖牝馬となった後も、ストレイトアスクやマドモアゼルアスクなどの産駒を送り出しています。
ネヴァーピリオドからはストレイトガール、ハニートリップ、アスクジョーダン、アスクエピソードなど複数の産駒が生まれ、牝系が広がっています。
ただし、近親馬の競走実績や活躍距離が、そのままアスクエジンバラにも当てはまるわけではありません。
ここでは、母系にGⅠ3勝馬を持つことと、その正確な血縁関係を押さえておきましょう。



ストレイトガールはアスクエジンバラの伯母。牝系をたどると、思っていた以上に近い関係だったことが分かりますね。
アスクエジンバラにはサンデーサイレンス4×3のクロスがある
アスクエジンバラの5代血統表には、同じ祖先が複数回登場します。
確認できるクロスは次の通りです。
| クロス | 血量 |
|---|---|
| サンデーサイレンス 4×3 | 18.75% |
| ヘイロー 5×4×5 | 12.50% |
※クロスとは、同じ祖先が血統表に複数回登場することです。血量は、その祖先が登場する世代をもとに計算した割合です。
サンデーサイレンス4×3はどこで生じている?
サンデーサイレンス4×3とは、父側の4代前と母側の3代前にサンデーサイレンスが登場することを表します。
父側では、リオンディーズ → シーザリオ → スペシャルウィーク → サンデーサイレンスとつながります。
一方、母側はハニートリップ → マンハッタンカフェ → サンデーサイレンスという経路です。
この2つの経路によって、サンデーサイレンス4×3・血量18.75%のクロスが生じています。
ヘイロー5×4×5のクロスも持つ
ヘイローはサンデーサイレンスの父であり、アスクエジンバラの血統表には3か所登場します。
父側と母側のサンデーサイレンスを経由する2本の経路に加え、母系のタイキシャトルからデヴィルズバッグを経由する経路にも入っています。
この3本が重なることで、ヘイロー5×4×5・血量12.50%となっています。
クロスだけで競走能力を判断しない
サンデーサイレンスとヘイローは、血統上で親子関係にあるため、今回の2つのクロスは完全に独立したものではありません。
また、同じクロスを持つ馬が必ず同じ競走能力を示すわけでもありません。
そのため、クロスの種類や血量だけで能力や距離適性を断定せず、血統全体の構成を知るための材料として見るのが自然でしょう。
アスクエジンバラの兄弟・近親馬
アスクエジンバラの母ハニートリップには、ほかにも複数の産駒がいます。
ここでは、それぞれの父との関係を整理します。
母ハニートリップの産駒一覧
確認した血統資料に掲載されている産駒は次の通りです。
| 馬名 | 生年 | 父 |
|---|---|---|
| アスクムービーオン | 2021年 | ドゥラメンテ |
| アスクガンバーレ | 2022年 | サートゥルナーリア |
| アスクエジンバラ | 2023年 | リオンディーズ |
| ヴィジョンアスク | 2024年 | ルーラーシップ |
| ハニートリップの2025 | 2025年 | エフフォーリア |
いずれも母はハニートリップですが、父は異なります。
そのため、掲載した産駒にアスクエジンバラの全兄弟はおらず、母を同じくする半兄弟・半姉妹です。
※若い馬の登録名や競走成績は更新される場合があります。2025年生まれの産駒については、確認した血統資料の表記を使用しています。
兄アスクガンバーレの父もシーザリオの産駒
アスクガンバーレの父サートゥルナーリアは、父ロードカナロア、母シーザリオという血統です。
アスクエジンバラの父リオンディーズとは、母シーザリオを共有する異父兄弟にあたります。
さらに、2025年生まれの産駒の父エフフォーリアは、シーザリオの産駒エピファネイアを父に持っています。
つまり、ハニートリップの複数の産駒では、父側にもシーザリオにつながる血統が用いられていることが分かります。



アスクガンバーレとアスクエジンバラは母が同じだけでなく、父同士も異父兄弟なのですね。
血統全体から見えるアスクエジンバラの特徴を考察
ここからは、公開されている血統表と牝系図を比較した筆者の考察です。
アスクエジンバラの血統で興味深いのは、同じ母から生まれた兄弟でも、共通する祖先が血統表のどの世代に登場するかは異なるという点です。
兄アスクガンバーレとアスクエジンバラの場合、シーザリオはどちらにとっても父方の祖母にあたります。
一方、2025年生まれの産駒では、父エフフォーリア、その父エピファネイアを経由するため、シーザリオは父方の曽祖母となります。
つまり、同じシーザリオの血を受け継いでいても、血統表に登場する世代には違いがあるのです。
この点は、単に有名な祖先の名前が入っているかどうかを見る場合とは、少し異なる視点です。
共通する祖先がいても、そこに至る父系の経路や、ほかの祖先との組み合わせは同じではありません。
また、母ハニートリップを共有していることから、兄弟には母側に共通する血統がありますが、父が異なれば血統表全体の構成も変わります。
ただし、こうした配合が意図的に選ばれたのか、また祖先の配置が個々の競走能力にどのような影響を与えるのかは、血統表だけでは判断できません。
アスクエジンバラの血統は、父リオンディーズと母父マンハッタンカフェという組み合わせに加え、兄弟間で共通する祖先の位置を比較することで、配合の違いが見えてくる点が特徴ではないでしょうか。
同じ牝系に属する馬でも、血統表のどの位置に祖先が配置されているかまで見ると、それぞれの配合をより具体的に理解できると思います。
アスクエジンバラの血統に関するよくある質問
- アスクエジンバラの牝系は何号族ですか?
-
アスクエジンバラは、血統表ではファミリーナンバー16-aに属します。
母ハニートリップからネヴァーピリオドへと続く牝系です。
- フューチャハッピーはアスクエジンバラとどんな関係ですか?
-
フューチャハッピーは、アスクエジンバラの母方の曽祖母です。
父はデインヒルで、ネヴァーピリオドの母にあたります。
まとめ|アスクエジンバラはシーザリオとストレイトガールにつながる血統
アスクエジンバラの血統は、父リオンディーズ、母ハニートリップ、母父マンハッタンカフェという配合です。
父方の祖母にはシーザリオ、母方の近親にはGⅠ3勝馬ストレイトガールがいます。
また、5代血統表にはサンデーサイレンス4×3とヘイロー5×4×5のクロスが確認できます。
特に注目したいのは、ハニートリップの産駒の一部にシーザリオの血が受け継がれており、その祖先が登場する世代にも違いがあることです。
父と母父の組み合わせだけでなく、祖先の位置や兄弟間の配合を比較することで、アスクエジンバラの血統をより深く理解できるのではないでしょうか。
【応援のその先へ】一頭でも多くの馬が幸せな未来を歩めるように
ターフを一生懸命に駆け抜ける馬たちの姿は、私たちに言葉以上の感動と勇気を届けてくれます。
そんな彼らが現役を退いたあとも、穏やかで幸せな時間を過ごせる場所を守ることは、競馬を愛する私たちにできる大切な「恩返し」だと考えています。
一頭でも多くの馬が、輝かしい競走生活のあとも、温かなセカンドキャリアを歩める未来を願っています。
この記事を通じて、引退馬支援の輪が少しでも広がることを心より願っています。
私たちにできる小さな一歩が、一頭でも多くの馬の未来につながります。まずは、できることから始めてみませんか。


※本記事は、日本中央競馬会、ネットケイバなどで公開されている血統表・牝系図・競走馬情報をもとに作成しています。血統全体の特徴に関する部分には、公開資料を比較した筆者の考察を含みます。血統だけで競走能力や距離適性を断定するものではありません。
出典・参考資料
- 日本中央競馬会「競走馬情報 リオンディーズ」
- ネットケイバ「アスクエジンバラ 血統表・牝系図」
- 日本中央競馬会「2015年 朝日杯フューチュリティステークス」
- 日本中央競馬会「ストレイトガール 名馬紹介」
- 社台スタリオンステーション「マンハッタンカフェ 種牡馬紹介」
【アスクエジンバラをもっと知ろう】
アスクエジンバラの気性や脚質については、それぞれの関連記事で詳しく紹介しています。




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