引退競走馬に会える牧場は?見学できる施設と予約方法・注意点を解説

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牧場で過ごす複数の馬と「引退競走馬に会える牧場は?」の文字が入ったアイキャッチ画像

引退競走馬に会える牧場は、北海道をはじめ全国各地にあり、事前予約なしで見学できる施設や、予約・会員登録が必要な施設があります。

競馬場で活躍した馬たちは、引退後も養老牧場や乗馬クラブなどで暮らしています。ただし、引退馬がいる牧場でも、一般の人が自由に見学できるとは限りません。

この記事では、一般向けの見学制度が案内されている全国16施設を予約方法別に比較し、TCC会員として馬に会う方法や牧場見学の注意点を紹介します。

この記事でわかること

  • 事前予約なしで引退競走馬を見学できる牧場
  • 事前予約・連絡が必要な牧場
  • TCC会員として引退馬に会う方法
  • 見学先の探し方と守りたいマナー

※掲載情報は2026年10月25日時点に確認した見学案内をもとにしています。全国すべての施設を網羅するものではありません。訪問前には必ず最新の見学条件をご確認ください。

目次

事前予約なしで引退競走馬を見学できる牧場

一般の個人見学について、事前予約なしで訪問できると案内されている施設を紹介します。

予約不要でも、現地受付やスタッフの許可が必要な場合があります。見学できる曜日・時間・エリアも施設によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

事前予約なしで見学できる全国12施設の一覧

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施設名所在地当日の見学条件
Yogiboヴェルサイユリゾートファーム北海道レセプションで受付
ノーザンホースパーク北海道入園料あり・公開エリアを見学
うらかわ優駿ビレッジAERU北海道乗馬スタッフの許可が必要
にいかっぷホロシリ乗馬クラブ北海道現地受付・厩舎外から見学
馬っこパーク・いわて岩手県指定された見学時間内に訪問
ゆり高原ホースパーク秋田県指定された見学時間内に訪問
ホースランド安曇野長野県スタッフの許可が必要
馬池4丁目乗馬倶楽部愛知県スタッフの許可が必要
メタセコイアと馬の森滋賀県一般入場可・厩舎見学は有料で当日受付
大山乗馬センター鳥取県現地で見学の許可が必要
オールド・フレンズ・ジャパン岡山県4月下旬〜11月の土・日・祝日のみ。公開放牧地から見学
霧島高原乗馬クラブ鹿児島県事務所で受付・厩舎外から見学

※施設名のリンクから、競走馬のふるさと案内所の施設情報または施設公式サイトを確認できます。団体見学では事前連絡が必要な場合があります。

見学先を選ぶ際は、「馬の姿を見られる施設」なのか「ふれあい体験もできる施設」なのかを区別すると探しやすくなります。

例えば、うらかわ優駿ビレッジAERUでは引退名馬への接触や餌やりは禁止されています。一方、メタセコイアと馬の森では、有料の厩舎見学で施設のルールに沿ったふれあい体験も楽しめます。

予約の有無だけでなく、見学範囲や体験内容まで確認することが、自分に合った牧場を選ぶポイントです。

事前予約・連絡で引退競走馬を見学できる牧場

牧場の管理体制や馬の健康状態に配慮し、事前予約・連絡を条件として見学を受け付けている施設もあります。

予約制の施設では、見学希望日を伝えたうえで、施設側から受け入れの許可を得てから訪問しましょう。

事前予約・連絡が必要な全国4施設の一覧

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施設名所在地予約・見学条件
渡辺牧場北海道4月25日〜10月31日の土曜日14:00〜15:00。3日前までに予約
ホーストラスト北海道北海道前日までに連絡・見学許可が必要
ウマーむTOKONAME愛知県公式案内に従って事前予約
ホーストラスト鹿児島県前日までに連絡・予約制

※見学可能な期間や予約の受付方法は変更される場合があります。施設名から最新情報をご確認ください。

予約前に確認したいこと

事前予約が必要な施設では、次の項目を確認しておくと安心です。

  • 見学可能な日程と申し込み期限
  • 会いたい馬の見学可否
  • 見学料金と集合場所
  • 予約の確定方法とキャンセル時の連絡先

なお、予約制の施設でも、すべての引退馬に会えるとは限りません。馬ごとの見学可否も確認しておくことが大切です。

TCC会員になると引退競走馬に会える施設もある

一般見学とは別に、TCC(サラブレッド・コミュニティ・クラブ)の会員制度を利用して引退競走馬に会う方法もあります。

TCCは引退競走馬のセカンドキャリアを支援するファンクラブで、全国30か所以上の預託施設を案内しています。

TCC会員が利用できる見学・ふれあい制度

TCC公式FAQによると、会員は全国の提携施設で暮らすTCCホースに会いに行ったり、条件に応じて乗馬したりできます。

基本会員の料金は次のとおりです。

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項目料金
基本会費月額1,500円
入会金通常1,000円(無料キャンペーンの場合あり)
ふれあいメニュー1,000円(税込)
乗馬メニュー提携施設のビジター料金

※料金は基本会員の場合です。TCCオーナーは別の料金体系となります。入会前にTCC公式FAQで最新情報をご確認ください。

なお、馬の健康状態によっては乗馬やふれあいが制限される場合があります。また、TCCが所有していない「ウマハグ対象馬」は、通常のふれあい乗馬制度の対象外です。

TCCホースの見学予約方法

TCCホースに会うまでの基本的な流れは、次のとおりです。

  1. TCCに入会する
  2. 馬一覧や提携施設一覧から会いたい馬を探す
  3. TCC公式サイトからふれあい・乗馬を予約する
  4. 予約内容を確認して施設を訪問する

予約は提携施設へ直接申し込むのではなく、TCC公式サイトから行います。

詳しい施設情報は、TCC公式「引退競走馬に会いに行こう」をご覧ください。

会いたい引退競走馬がいる牧場を探す方法

会いたい馬が決まっている場合は、馬名から現在の繋養先を調べることもできます。

役立つのが、競走馬のふるさと案内所「馬・牧場・施設検索」です。

馬名から施設情報を探し、見学期間や事前連絡の必要性、繋養馬の見学可否を確認できます。

ここで注意したいのは、施設が見学可能でも、すべての馬が見学できるわけではないという点です。

同じ施設で暮らす馬でも、見学できる馬と見学できない馬がいます。

馬名から検索する場合は、施設の見学条件に加え、会いたい馬自身の見学可否も確認しましょう。

また、養老牧場は馬たちの余生を支える場所であり、すべての施設が一般公開されているわけではありません。

養老牧場の役割については、養老牧場とは?引退馬の暮らしや功労馬との違い・受け入れ条件を解説でも紹介しています。

引退競走馬の牧場見学で守りたい注意点

引退競走馬が暮らす牧場は、馬たちの日常生活の場でもあります。

見学を受け入れている施設でも、馬の健康や安全を優先し、次のルールを守りましょう。

許可された場所だけを見学する

厩舎や放牧地には、立ち入りを禁止している区域があります。見学できる範囲を確認し、スタッフの指示に従ってください。

馬に無断で触れたり餌を与えたりしない

馬への接触や餌やりを禁止している施設もあります。ニンジンやリンゴなどを持参した場合でも、施設の許可なく与えてはいけません。

大きな声やフラッシュ撮影を避ける

馬を驚かせるような大声や急な動きは避けましょう。フラッシュ撮影や自撮り棒の使用を禁止している施設もあります。

馬の体調による見学変更を理解する

天候や馬の健康状態によって、予定していた見学が中止になる場合があります。馬を休ませる必要があるときは、施設側の判断を尊重しましょう。

詳しい見学マナーについては、競走馬のふるさと案内所「牧場見学の9箇条」で確認できます。

引退競走馬の牧場見学に関するよくある質問

牧場見学は無料ですか?

施設によって異なります。無料で見学できる牧場もありますが、観光施設の入園料や、有料の厩舎見学・ふれあい体験の料金が必要な場合もあります。

子どもと一緒に引退競走馬を見学できますか?

子ども連れで利用できる施設もあります。ただし、年齢制限や見学場所のルールは施設ごとに異なるため、事前に確認し、見学中は保護者が付き添いましょう。

TCC会員ではない家族や友人も同行できますか?

TCC公式FAQでは、会員の同伴者として非会員が同行することも認められています。ただし、同伴者の乗馬は施設によって対応が異なり、別途料金が必要な場合があります。

まとめ|見学条件を確認して引退競走馬に会いに行こう

引退競走馬に会える牧場は、全国各地にあります。

今回紹介した16施設には、事前予約なしで見学できる場所と、事前予約・連絡が必要な場所があります。また、TCC会員として引退馬に会う方法もあります。

見学先を選ぶ際は、予約の有無だけでなく、会いたい馬の見学可否や施設のルールを確認することが大切です。

引退馬たちが安心して暮らせる環境を大切にしながら、牧場見学を楽しみたいですね。

見学をきっかけに引退馬を継続して応援したい方は、おすすめ引退馬支援団体5選|自分に合った支援方法の選び方も解説も参考にしてください。

出典・参考資料

※情報確認日:2026年10月25日。見学情報や在籍馬の状況は変更されることがあります。実際の訪問にあたっては、必ず最新の公式情報をご確認ください。

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