セナスタイルの血統は?父ソットサス×母ヌーヴォレコルトと4つのクロスを解説

セナスタイルの血統を紹介するアイキャッチ画像

セナスタイルの血統は、父ソットサス、母ヌーヴォレコルトという配合です。

父側にはシユーニ、ピヴォタルへと続く流れがあり、父母側にはガリレオが入っています。

一方、母ヌーヴォレコルトは2014年のオークス馬で、父はハーツクライ。母系をさらにたどると、スピニングワールドやヌレイエフへとつながります。

さらに5代血統表では、ヌレイエフ5×4、ミスワキ5×5、ノーザンダンサー5×5、ダンジグ5×5という4つのクロスが確認できます。

本記事では、セナスタイルの父系・母系・牝系・クロスを整理しながら、血統表全体から見える特徴について考察します。

この記事でわかること

  • セナスタイルの父・母・母父
  • 父ソットサスの血統背景
  • 母ヌーヴォレコルトの血統と競走実績
  • ヌーヴォレコルトの産駒とセナスタイルの兄弟
  • セナスタイルが持つ4つのクロス
  • 血統表全体から見える配合の特徴
目次

セナスタイルの血統構成をわかりやすく紹介

まずは、セナスタイルの血統構成をシンプルに整理します。

関係馬名
父ソットサス
父父シユーニ
父母スターレッツシスター
母ヌーヴォレコルト
母父ハーツクライ
母母オメガスピリット

父ソットサス側では、シユーニやピヴォタルへとつながる父系と、父母スターレッツシスターを通じてガリレオへ向かう流れがあります。

母側では、ハーツクライからサンデーサイレンスへとつながる一方、母母オメガスピリットの父にはスピニングワールドが入っています。

そのため、父と母父だけを見るよりも、父母・母母まで一段奥へたどることで全体像をつかみやすい血統です。

「ソットサス×ハーツクライ」だけでなく、その一代奥まで見るのがポイントですね。

父ソットサスはシユーニからヌレイエフへつながる

セナスタイルの父はソットサスです。

ここでは能力や適性と結び付けず、父側にどのような血統が配置されているのかを見ていきます。

父父シユーニからピヴォタルへ

ソットサスの父はシユーニです。

父系をたどると、次のようにつながります。

ソットサス
↓
シユーニ
↓
ピヴォタル
↓
ポーラーファルコン
↓
ヌレイエフ

セナスタイルは、父ソットサスを通じてヌレイエフへ続く父系を持っています。

このヌレイエフは、後ほど紹介する5代血統表のクロスにも関係する祖先です。

父母スターレッツシスターの父はガリレオ

ソットサスの母はスターレッツシスターです。

その父がガリレオで、さらに父をたどるとサドラーズウェルズへとつながります。

つまりソットサスの血統には、父系のシユーニ側だけでなく、母側からガリレオ、サドラーズウェルズへと続く流れも入っています。

父ソットサスを一頭の種牡馬として見るだけでなく、父父と父母に分けることで、血統背景がより整理しやすくなります。

ソットサスの中にも、シユーニ側とガリレオ側という二つの大きな流れがあります。

母ヌーヴォレコルトは2014年オークス馬

セナスタイルの母はヌーヴォレコルトです。

ヌーヴォレコルトは2011年生まれの栗毛で、父ハーツクライ、母オメガスピリットという血統です。

母父はハーツクライ

セナスタイルの母父にあたるのがハーツクライです。

ハーツクライの父はサンデーサイレンス。

さらに、母アイリッシュダンスの父にはトニービンが入っています。

母父側をシンプルに表すと、

ヌーヴォレコルト
↓
ハーツクライ
↓
サンデーサイレンス

という流れになります。

ヌーヴォレコルトは国内外で実績を残した

ヌーヴォレコルトは、2014年のオークスを制したGⅠ馬です。

ほかにもローズステークス、中山記念、米国のレッドカーペットハンデキャップで勝利しています。

また、秋華賞、エリザベス女王杯、香港カップなどでも2着に入っています。

ヌーヴォレコルトの主な実績着順
オークス1着
ローズステークス1着
中山記念1着
レッドカーペットハンデキャップ1着
秋華賞2着
香港カップ2着

セナスタイルは、母自身が国内GⅠを制し、海外でも勝利実績を残した牝馬から誕生したことになります。

母母オメガスピリットからヌレイエフへつながる

ヌーヴォレコルトの母はオメガスピリットです。

オメガスピリットの父はスピニングワールドで、その父がヌレイエフです。

母側には、

ヌーヴォレコルト
↓
オメガスピリット
↓
スピニングワールド
↓
ヌレイエフ

という流れがあることを押さえておきましょう。

このヌレイエフは、後ほど紹介するクロスを理解するうえで重要になります。

母父ハーツクライだけでなく、母母側まで見るとヌレイエフへつながっていきます。

セナスタイルの母ヌーヴォレコルトの産駒を紹介

セナスタイルの母系を見るうえでは、ヌーヴォレコルト自身の競走実績だけでなく、その産駒にも注目したいところです。

ここでは血統の説明を繰り返さず、ヌーヴォレコルトから広がる兄弟を整理します。

半姉イングランドアイズは小倉記念勝ち馬

ヌーヴォレコルトの産駒には、セナスタイルの半姉イングランドアイズがいます。

イングランドアイズは中央4勝を挙げ、小倉記念を勝利しています。

母ヌーヴォレコルト自身がGⅠ馬であることに加え、その産駒からも重賞勝ち馬が出ている点は、この母系を見るうえで重要です。

ヌーヴォレコルトの主な産駒

スクロールできます
馬名生年父
ドンナセレーノ2018年ロードカナロア
キュルキュマ2019年フランケル
イングランドアイズ2020年キングマン
オメガインペリアル2021年キングマン
セナスタイル2022年ソットサス
トリニティ2023年サートゥルナーリア
リサスマイル2024年ブリックスアンドモルタル
ヌーヴォレコルトの20252025年ナダル

ヌーヴォレコルトには異なる父を持つ産駒が並び、セナスタイルはその中でソットサスを父に持つ一頭です。

母自身の実績だけでなく、産駒から重賞勝ち馬が出ていることまで含めて見ると、セナスタイルが属する母系の広がりが分かります。

セナスタイルには4つのクロスがある

セナスタイルの5代血統表には、同じ祖先が複数回登場します。

確認できるクロスは次の4つです。

クロス血量
ヌレイエフ 5×49.38%
ミスワキ 5×56.25%
ノーザンダンサー 5×56.25%
ダンジグ 5×56.25%

最も濃いのはヌレイエフ5×4

4つの中で最も血量が高いのが、ヌレイエフ5×4の9.38%です。

「5×4」とは、同じ祖先であるヌレイエフがセナスタイルから見て5代前と4代前に登場することを表します。

父側ではソットサスからシユーニ、ピヴォタル、ポーラーファルコンを経てヌレイエフへ。

母側ではヌーヴォレコルトからオメガスピリット、スピニングワールドを経てヌレイエフへつながります。

ここで初めて、これまで父系と母系で別々に見てきた二つの流れが、ヌレイエフ5×4という形で重なっていることが分かります。

ミスワキ・ノーザンダンサー・ダンジグは5×5

このほか、5代血統表ではミスワキ、ノーザンダンサー、ダンジグの5×5も確認できます。

血量はいずれも6.25%です。

つまりセナスタイルは、一つの祖先だけが重なっているのではなく、5代内で複数の祖先が重なる配合になっています。

クロスだけで能力を決めつけない

クロスは血統表を見るうえで興味深いポイントですが、それだけで競走馬の能力や距離適性、脚質が決まるわけではありません。

そのため、「ヌレイエフ5×4だから、この特徴が出た」と断定するのではなく、父系と母系がどこで重なっているのかを理解する材料として見るのが自然でしょう。

血統全体から見えるセナスタイルの特徴を考察

ここからは、公開されている5代血統表や牝系図を比較したうえでの筆者の考察です。

セナスタイルの配合を表面だけ見れば、「欧州で活躍したソットサス×日本のオークス馬ヌーヴォレコルト」と整理できます。

しかし、この血統の面白さは、父と母を別々の系統として見るだけでは十分に捉えにくいところにあります。

異なる血統を組み合わせながら共通祖先も持つ

父ソットサスと母ヌーヴォレコルトでは、表面に並ぶ馬名や歩んできた競馬文化は大きく異なります。

ところが5代血統表まで視野を広げると、ヌレイエフをはじめ、ミスワキ、ノーザンダンサー、ダンジグといった祖先が父母双方に現れます。

つまり、異なる系統を組み合わせながら、血統表の奥では複数の共通祖先を持つことが、この配合の特徴の一つと考えられます。

「欧州血統の父」と「日本のGⅠ牝馬」という二つを単純に足しただけではなく、数代さかのぼったところで血統同士が再び重なっている点に注目すると、配合全体の形が見えやすくなります。

父母双方を一段奥まで見ることで個性が見える

もう一つ注目したいのは、父と母父だけでは血統の特徴を説明しきれないことです。

父ソットサスの母側にはガリレオ、母ヌーヴォレコルトの母側にはスピニングワールドが入っています。

さらに母自身がGⅠ馬で、その産駒からも重賞勝ち馬が出ています。

そのためセナスタイルは、父系だけ、母父だけ、クロスだけのどれか一つで見るより、父母双方の奥行きと母系の実績を合わせて見ることで特徴が分かりやすくなる血統といえるでしょう。

「異なる血統の組み合わせ」と「共通祖先の重なり」が同時に見える。

そこが、セナスタイルの血統表を読み解くうえで興味深いポイントではないでしょうか。

父と母を別々に見るだけでなく、「どこで再びつながるのか」まで見ると、セナスタイルの配合がより立体的に見えてきますね。

セナスタイルの血統に関するよくある質問

セナスタイルの父は何ですか?

セナスタイルの父はソットサスです。

父系をたどると、シユーニ、ピヴォタル、ポーラーファルコン、ヌレイエフへとつながります。

セナスタイルの母は何ですか?

母はヌーヴォレコルトです。

ヌーヴォレコルトは2014年のオークスを勝ったGⅠ馬で、父はハーツクライです。

セナスタイルの母父は何ですか?

母父はハーツクライです。

ハーツクライの父はサンデーサイレンスです。

セナスタイルにはどんなクロスがありますか?

5代血統表では、ヌレイエフ5×4、ミスワキ5×5、ノーザンダンサー5×5、ダンジグ5×5の4つが確認できます。

この中では、ヌレイエフ5×4が9.38%で最も血量が高くなっています。

まとめ|セナスタイルはソットサス×ヌーヴォレコルトの血統

セナスタイルの血統は、父ソットサス、母ヌーヴォレコルトという配合です。

父側にはシユーニやピヴォタルへと続く父系と、スターレッツシスターからガリレオへ向かう流れがあります。

母ヌーヴォレコルトは2014年のオークス馬で、父はハーツクライ。母母側をたどるとスピニングワールド、ヌレイエフへとつながります。

5代血統表では、ヌレイエフ5×4をはじめ、ミスワキ、ノーザンダンサー、ダンジグの5×5という4つのクロスが確認できます。

また、ヌーヴォレコルトの産駒には、小倉記念を勝ったイングランドアイズもいます。

セナスタイルの血統は、父と母を別々に見るだけでなく、数代さかのぼったときに現れる共通祖先と、母系の実績まで合わせて見ることで全体像が分かりやすくなる配合です。

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※本記事は、公開されている5代血統表・牝系図・競走馬情報をもとに作成しています。血統全体の特徴に関する部分には、公開データを整理したうえでの筆者の考察を含みます。クロスのみから競走能力や適性を断定するものではありません。

出典・参考資料

【セナスタイルをもっと知ろう】

セナスタイルの気性や脚質については、関連記事で詳しく紹介しています。

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