シックスペンスの脚質は?好位先行を基本に中団にも対応できるレース運びを解説

シックスペンスの脚質記事アイキャッチ画像。競走中のシックスペンスと「シックスペンス 脚質」のタイトルを配置。

シックスペンスの脚質は、先行・好位を基本にしながら、中団からの競馬にも対応できるタイプです。

デビュー当初から前方で運ぶ競馬を見せてきましたが、2025年の中山記念では中団から差し切り、2026年の安田記念では2番手から押し切ってGI初制覇を果たしました。

本記事では、シックスペンスの通過順位や上がりタイムをもとに、基本的な脚質、重賞での位置取り、末脚の特徴、そしてレース運びの強みを整理します。

この記事でわかること

  • シックスペンスの基本的な脚質
  • 逃げ馬・先行馬・差し馬のどれに近いのか
  • 主な重賞での位置取りとレース運び
  • 上がりタイムから見る末脚の特徴
  • 通過順位から考える脚質の強み
目次

シックスペンスの脚質は?基本は先行・好位タイプ

シックスペンスのこれまでの通過順位を見ると、先行から好位で運ぶタイプと考えるのが分かりやすいでしょう。

新馬戦では「2-4-4」、ひいらぎ賞では「2-2-2」、スプリングSでは「3-3-3-3」と、キャリア初期から比較的前方の位置でレースを進めています。

2~4番手付近で運ぶレースが多い

芝で勝利した主なレースを見ると、前方のポジションを確保したケースが目立ちます。

2024年のスプリングSでは「3-3-3-3」、毎日王冠では「3-4-4」、2026年の安田記念では「2-2」で勝利しました。

前半から無理にハナへ立つのではなく、前を見る位置を確保して流れに乗る形が基本です。

スクロールできます
レース距離通過順位着順
ひいらぎ賞芝1600m2-2-21着
スプリングS芝1800m3-3-3-31着
毎日王冠芝1800m3-4-41着
中山記念芝1800m6-7-8-71着
安田記念芝1600m2-21着

※通過順位は、各コーナーを通過した際のおおよその位置を表します。

逃げることはあるが逃げ専門ではない

シックスペンスには、先頭でレースを進めた経験もあります。

2026年のフェブラリーSでは「1-1」で運びましたが、芝での主な勝利は、先行・好位を中心に、中団から差し切ったレースもあります。

そのため、逃げることもできるものの、ハナにこだわらない先行・好位タイプと整理するのが実績には合っています。

「逃げ馬」というより、前のポジションを取って流れに乗るタイプと考えると分かりやすいですね。

重賞4勝から見るシックスペンスの位置取り

シックスペンスの脚質を考えるうえで注目したいのが、芝で勝った主な重賞ごとに位置取りが異なることです。

スプリングSは3番手から抜け出す

2024年のスプリングSでは「3-3-3-3」と、スタートから最後のコーナーまで3番手付近をキープしました。

直線で抜け出し、2着アレグロブリランテに0秒6差をつけて勝利。

前方で流れに乗り、その位置を生かして直線へ向かう形でした。

毎日王冠は好位から差し切り

毎日王冠では「3-4-4」で追走し、上がり3ハロン33秒3を記録しました。

好位を確保しながら最後まで脚を残し、ホウオウビスケッツを差し切っています。

中山記念は中団から勝利

2025年の中山記念では「6-7-8-7」と、重賞勝利の中では比較的後ろの位置から運びました。

そこから上がり33秒9で伸び、エコロヴァルツとの接戦を制しています。

この一戦からは、シックスペンスが前につけなければ力を発揮できない馬ではないことが分かります。

安田記念は2番手から押し切る

2026年の安田記念では「2-2」と積極的な位置から運びました。

直線でも脚を伸ばし、上がり3ハロン33秒9でGI初勝利。

中団から勝った中山記念とは異なり、前方の位置から結果を残した一戦です。

スクロールできます
レース通過順位上がり着順
スプリングS3-3-3-333.3秒1着
毎日王冠3-4-433.3秒1着
中山記念6-7-8-733.9秒1着
安田記念2-233.9秒1着

重賞4勝でも、3番手・好位・中団・2番手と位置取りが違うのが特徴ですね。

シックスペンスの末脚は?上がりタイムから見る特徴

シックスペンスは前方で運ぶことが多い一方、最後の直線でも速い上がりを記録しています。

スプリングSと毎日王冠では、ともに上がり3ハロン33秒3を記録しました。

※上がり3ハロンとは、レース最後の600mを走ったタイムです。馬場状態やレース全体のペースによって数字の意味は変わります。

前方からでも直線に脚を残せる

スプリングSでは3番手、毎日王冠では3~4番手付近から上がり33秒3を使っています。

安田記念でも2番手から上がり33秒9を記録しました。

このことから、前方のポジションを取りながら、直線でも脚を使えるレースがあることが分かります。

後方一気を基本とする差し馬ではない

中山記念では中団から差し切りましたが、普段から後方に待機して直線だけで勝負する馬ではありません。

好走歴では前方から運んだケースが多いため、末脚の特徴は後方から一瞬の切れ味だけで差すタイプというより、好位置を取りながら終盤まで脚を残せるタイプと考える方が近いでしょう。

通過順位から見えるシックスペンスの脚質の強みを考察

ここからは、公開されている通過順位とレース結果を比較した本記事での考察です。

シックスペンスの脚質で注目したいのは、単に前へ行けることではなく、好走するために必ず同じ位置を取る必要がないことです。

異なる位置から重賞を勝っている

スプリングSは3番手、毎日王冠は好位、中山記念は中団、安田記念は2番手から勝利しました。

これらを比べると、特定のポジションでなければ能力を発揮できない馬ではないことがうかがえます。

「自在型」より「幅のある先行・好位型」が近い

中団から中山記念を勝っているため、「自在型」と表現することもできます。

ただし、キャリア全体を見ると前方から運ぶレースの方が多く、芝重賞でもスプリングS、毎日王冠、安田記念は好位より前から勝利しています。

そのため現時点では、どこからでも同じように走れる完全な自在型というより、

先行・好位を基本にしながら、中団からの競馬にも対応できる「幅のある先行・好位型」

と考える方が、これまでの実績には沿っています。

基本は前方ですが、中団からでも結果を残せるところにシックスペンスの脚質の幅が表れていますね。

シックスペンスの脚質に関するよくある質問

シックスペンスは逃げ馬ですか?

逃げた経験はありますが、逃げ専門の馬ではありません。

芝での主な勝ち鞍を見ると、先行・好位から運ぶケースが多く、中団から差し切ったレースもあります。

シックスペンスは差す競馬もできますか?

できます。

2025年の中山記念では「6-7-8-7」と中団から運び、上がり33秒9で差し切っています。

ただし、後方待機を基本とする典型的な差し馬ではありません。

シックスペンスの得意な位置取りはどこですか?

これまでの好走歴では、2~4番手付近から運ぶケースが多く見られます。

一方で中団から中山記念を勝っているため、前方の位置だけに限定される馬ではありません。

まとめ|シックスペンスは幅のある先行・好位型

シックスペンスの脚質を過去の通過順位から見ると、先行・好位を基本にしながら、中団からの競馬にも対応できるタイプであることが分かります。

スプリングSは3番手、毎日王冠は好位、安田記念は2番手から勝利し、前方で運ぶ形が基本です。

一方、中山記念では「6-7-8-7」の中団から差し切っており、位置取りが変わっても結果を残しています。

これらの実績を踏まえると、完全な自在型というより、前方のポジションを取りやすく、必要に応じて中団からも勝負できる「幅のある先行・好位型」と捉えるのが分かりやすいでしょう。

今後もレース展開に応じて、どの位置から競馬を組み立てるのか注目したいところです。

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※本記事は、公開されている競走成績・通過順位・上がりタイムをもとに作成しています。「位置取りの幅」「脚質の特徴」などには、複数レースを比較した筆者の考察を含みます。

出典・参考資料

【シックスペンスをもっと知ろう】

シックスペンスの気性や血統については、関連記事で詳しく紹介しています。

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