エリキングの脚質は?好位から差しへ変化したレース運びと末脚を紹介

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エリキングの脚質は、2歳時には好位~中団から3連勝しており、3歳以降は中団~後方から差すレースが増えています。

野路菊ステークスでは3番手、京都2歳ステークスでも好位から勝利。

一方、3歳になると日本ダービーでは14番手、神戸新聞杯では7番手、菊花賞では17番手付近から運ぶなど、位置取りが変化しました。

現在は中団~後方から末脚を生かす差しタイプと見るのが自然ですが、もともと前の位置からも結果を残している点がエリキングの特徴です。

本記事では、通過順位や上がりタイムをもとに、エリキングの脚質、好位から差しへ変化したレース運び、末脚の特徴、追い込み馬との違いについて整理します。

この記事でわかること

  • エリキングの基本的な脚質
  • 2歳時から現在までの位置取りの変化
  • 好位から結果を残していた2歳時の競馬
  • 神戸新聞杯や菊花賞で見せた差し脚
  • 上がりタイムから見える末脚の特徴
  • 差し馬と追い込み馬のどちらに近いのか
  • 通過順位から考える脚質の強み
目次

エリキングの脚質は?現在は差しが基本

エリキングの近年のレース内容を見ると、現在は中団~後方から終盤に伸びる差しタイプと考えるのが分かりやすいでしょう。

ただし、デビュー当初から後ろで構えていたわけではありません。

2歳時には好位~中団から3連勝しており、キャリアを重ねる中で位置取りが変わってきました。

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時期主な位置取り特徴
2歳好位~中団前めの位置から3連勝
3歳春中団~後方位置取りが後ろへ変化
3歳秋中団~後方差す競馬で結果を残す
4歳中団後方差しの形を継続

※通過順位は、各コーナーを通過した際のおおよその位置を表します。脚質や位置取りは、展開・枠順・馬場状態などによって変わる場合があります。

そのため、エリキングは好位でも競馬できる経験を持ちながら、現在は差す形が中心になっている馬と整理するのが実績に沿っています。

2歳時は前、現在は後ろ。キャリアの中で位置取りが大きく変わっていますね。

2歳時のエリキングは好位から競馬していた

現在は差すイメージが強いエリキングですが、2歳時は前めの位置から3連勝しています。

新馬戦は5番手から3番手へ

2024年6月の新馬戦では、通過順位が「5-3」

道中から前との差を詰め、デビュー戦を勝利しました。

野路菊Sは3番手を追走

続く野路菊ステークスでは、「3-3-3-3」

道中は3番手をキープし、そのまま勝利しています。

京都2歳Sも好位から重賞初制覇

京都2歳ステークスでは「4-5-3-3」

途中から3番手まで位置を上げ、重賞初制覇を果たしました。

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レース通過順位上がり着順
2歳新馬5-334.31着
野路菊S3-3-3-333.41着
京都2歳S4-5-3-334.21着

この3戦からは、2歳時のエリキングが前を見ながら好位で運ぶ競馬でも結果を残していたことが分かります。

今の差すイメージだけを見ると、2歳時に好位~中団から3連勝していたのは意外ですね。

3歳から中団・後方で運ぶレースが増えた

2歳時に好位から結果を残したエリキングですが、3歳になると位置取りが後ろへ変化します。

皐月賞は中団後ろから

2025年の皐月賞では、通過順位が「9-8-11-10」

2歳時のように好位を取らず、中団より後ろからの競馬になりました。

日本ダービーは14番手から5着

日本ダービーではさらに後ろとなる「14-14-14-14」

直線まで14番手で運び、上がり33秒4を使って5着まで伸びています。

この2戦を見ると、3歳春には前方の位置を確保する競馬から、中団~後方で運ぶ形へ変化したことが分かります。

神戸新聞杯では中団から差し切り勝ち

現在のエリキングの脚質を考えるうえで分かりやすいのが、2025年の神戸新聞杯です。

このレースでは「7-7-7-7」と中団で運びました。

極端な最後方ではなく、道中は7番手をキープ。

そこから直線で前を差し切り、1着となりました。

このレース内容を見ると、エリキングは最後方から一気に追い込むだけの馬ではなく、中団から差す競馬でも結果を残せることが分かります。

「追い込み」というより、中団から差す形がエリキングらしいレースの一つですね。

菊花賞では最後方近くから途中でポジションを上げた

神戸新聞杯とは違ったレース運びを見せたのが、2025年の菊花賞です。

通過順位は「17-17-12-8」

序盤は18頭立ての17番手と、ほぼ最後方に近い位置から進みました。

その後は12番手、8番手へと順位を上げ、最終的には2着。

直線まで最後方で待つのではなく、レース途中から前との差を詰めている点が特徴です。

神戸新聞杯のような中団差しだけでなく、後方から途中で動く形にも対応しています。

4歳の京都記念でも差すレース運びを継続

3歳時に見られた差す競馬は、4歳となった2026年にも続いています。

京都記念では「9-9-9-9」

道中は9番手を追走し、直線で伸びて2着に入りました。

3歳春以降の戦績を追うと、中団~後方から運ぶレースが現在の基本形になっていることが分かります。

エリキングの末脚は?上がりタイムから見る特徴

エリキングの近年の好走を支えているのが、終盤に使う末脚です。

主なレースの上がりタイムを比較してみます。

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レース通過順位上がり着順
野路菊S3-3-3-333.41着
京都2歳S4-5-3-334.21着
日本ダービー14-14-14-1433.45着
神戸新聞杯7-7-7-732.31着
菊花賞17-17-12-835.22着
京都記念9-9-9-933.12着

※上がり3ハロンとは、レース最後の600mを走ったタイムです。ペースや馬場状態によって時計は変わるため、数字だけで末脚の能力を判断するものではありません。

神戸新聞杯では32秒3、日本ダービーでは33秒4、京都記念では33秒1を記録しています。

異なるレースで速い上がりを使っていることからも、終盤の伸びがエリキングの持ち味の一つといえるでしょう。

ただし、菊花賞の35秒2のように上がり時計は距離や展開、馬場状態にも大きく左右されます。

単純に数字の速さだけを見るのではなく、位置取りやレース全体の流れと合わせて見ることが重要です。

エリキングは追い込み馬?差し馬?

日本ダービーや菊花賞ではかなり後方から運んでいるため、「追い込み馬」という印象を持つ人もいるかもしれません。

ただし、現時点では追い込み専門よりも差しタイプと見る方が自然です。

  • 神戸新聞杯は7番手から勝利
  • 京都記念は9番手から2着
  • 2歳時には3番手付近からも勝利

常に最後方まで下げて直線勝負に徹する馬ではありません。

そのため、中団~後方を中心に、展開に応じて位置を変えながら差すタイプと整理すると分かりやすいでしょう。

通過順位から見えるエリキングの脚質の強みを考察

ここからは、公開されている通過順位や上がりタイムを比較した本記事での考察です。

エリキングの脚質で興味深いのは、どの位置から走るかが固定されていないことです。

2歳時には3番手付近から勝利し、神戸新聞杯では7番手、日本ダービーでは14番手、菊花賞では序盤17番手から好走しています。

これだけ位置取りが違っても結果を残していることを考えると、エリキングの特徴を「何番手から走る馬か」だけで説明するのは難しいでしょう。

むしろ注目したいのは、序盤の位置にこだわらず、終盤に使う脚を残せる形を作れていることです。

2歳時は好位からでも勝ち、現在は中団~後方から結果を残しています。

つまり、「前に行けなくなったから差しになった」というより、キャリアを重ねる中で末脚を生かせるレース運びの幅が広がったと見ることもできます。

現在の差しという形も、単に後ろで待つこと自体が目的なのではなく、最後の伸びを生かすための一つの選択肢なのではないでしょうか。

「何番手にいる馬か」ではなく、「どんな形なら最後の脚を生かせるか」で見ると、エリキングの特徴が分かりやすいですね。

エリキングの脚質に関するよくある質問

エリキングの脚質は差しですか?

現在は、中団~後方から終盤に伸びる差しタイプと考えるのが自然です。

ただし、2歳時には好位~中団から3連勝しており、前につける競馬の経験もあります。

エリキングは追い込み馬ですか?

日本ダービーや菊花賞では後方から運びましたが、常に最後方から追い込むタイプではありません。

神戸新聞杯では7番手から勝っているため、追い込み専門というより差し寄りと見る方が実績に合っています。

エリキングは先行できますか?

2歳時には前めの位置から結果を残しています。

野路菊ステークスでは3番手、京都2歳ステークスでも好位から運んで勝利しました。

エリキングの末脚が目立ったレースは?

2025年の神戸新聞杯が代表的です。

7番手から差し切り、上がり32秒3を記録しました。

まとめ|エリキングは好位から差しへレース運びが変化

エリキングの脚質を通過順位から追うと、2歳時の好位中心の競馬から、現在は中団~後方から差す形へレース運びが変化していることが分かります。

2歳時は野路菊ステークスを3番手、京都2歳ステークスも好位から勝利しました。

3歳になると位置取りが後ろになり、日本ダービーでは14番手から5着。

神戸新聞杯では7番手から差し切り、菊花賞では17番手から途中でポジションを上げて2着に入りました。

4歳の京都記念でも9番手から2着と、差す形を継続しています。

現在は差しが基本ですが、前から結果を残した経験もあるため、追い込み一辺倒ではありません。

位置取りを固定するより、終盤の末脚を生かせる形で運ぶ。

そこに、現在のエリキングの脚質を考えるうえで重要な特徴があるのではないでしょうか。

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※本記事は、公開されている競走成績・通過順位・上がりタイムをもとに作成しています。「差しタイプ」「脚質の強み」などには、複数レースを比較した筆者の考察を含みます。

出典・参考資料

【エリキングをもっと知ろう】

エリキングの気性や血統については、関連記事で詳しく紹介しています。

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