エリキングの気性を調べると、若い頃には「やんちゃ」「軽い反抗期」と表現される、子供っぽい一面がありました。
エリキングは、栗東・中内田充正厩舎に所属する2022年生まれの牡馬です。
2歳時には川田将雅騎手から「軽い反抗期」と評され、ゲートなどで自分の意思を見せる場面もありました。
中内田調教師も、当時のエリキングについて「普段はやんちゃ」と表現しています。
しかし、成長とともにその印象は変化。
3歳秋には「反抗期は乗り越えた」「人に対してずいぶん従順になった」「お兄さんになってきた」と、精神面の成長を感じさせる言葉が聞かれるようになりました。
本記事では、川田将雅騎手や中内田充正調教師のコメントを中心に、エリキングの気性、若い頃の反抗期、厩舎で見せていた性格、成長後の変化、あだ名やかわいいエピソードについて紹介します。
この記事でわかること
- エリキングの気性や性格
- 川田将雅騎手が語った「軽い反抗期」とは何か
- 中内田厩舎で見せていたやんちゃな一面
- 反抗期を乗り越えてどう成長したのか
- あだ名や馬名にまつわるエピソード
- エリキングの気性から見える特徴
エリキングの気性は?若い頃は幼さの残るタイプだった
現在は精神面の成長を評価されているエリキングですが、若い頃から完成された性格だったわけではありません。
特に2歳時には、幼さと自我の強さが表に出ることがありました。
| 時期 | 気性・精神面の様子 |
|---|---|
| 2歳・デビュー頃 | 気性面を含めて期待されていた |
| 2歳・野路菊S頃 | 川田騎手から「軽い反抗期」と評される |
| 2歳・京都2歳S頃 | 中内田調教師が「普段はやんちゃ」とコメント |
| 3歳秋 | 反抗期を乗り越え、人に対して従順に |
| 4歳 | 精神面のさらなる成長を評価される |
エリキングの場合、最初から扱いにくい馬だったというより、成長する過程で自分の意思が強く表れる時期があったと捉える方が近そうです。

ずっと気性が難しかったのではなく、成長途中で人間の子供のような「反抗期」があった馬なのですね。
川田将雅騎手が明かしたエリキングの「軽い反抗期」
エリキングの若い頃の気性を知るうえで、特に印象的なのが川田将雅騎手のコメントです。
ゲートなどで自分の意思を見せることがあった
2024年9月の野路菊ステークス後、川田騎手は当時のエリキングについて、
「軽い反抗期を迎えていますね」
と表現しています。
ゲートや1コーナーなどで反抗するところがあり、まだ人の指示を素直に受け入れるだけではない一面が出ていたようです。
ただし、リズムを取れればしっかり動けることも評価されていました。
怖がって動けないというより、「自分はこうしたい」という気持ちが先に出る若さがあったのでしょう。
中内田調教師も精神的な幼さを指摘
同じ時期、中内田調教師もエリキングについて、まだ一つ一つ幼さが残っているという趣旨のコメントをしています。
能力への期待が高い一方、精神面はまだ成長途中。
高い素質と子供っぽさが同居していた時期だったことが分かります。



「軽い反抗期」という表現からも、気性難というより若さが残っていた様子が伝わってきますね。
中内田厩舎では「普段はやんちゃ」な一面も
レース中だけでなく、普段のエリキングにも子供っぽさが残っていました。
京都2歳S後に明かされた普段の性格
2024年11月の京都2歳ステークス後、中内田調教師はエリキングについて、
「普段はやんちゃですけど」
と話しています。
一方で、まだ成長の余地を残す段階で結果を出していることについては高く評価していました。
つまり、普段の生活では若さを見せながらも、必要な場面では競走馬として力を発揮していたということです。
やんちゃな素顔と、仕事では結果を出す姿とのギャップも、若い頃のエリキングらしい部分といえるでしょう。
その後に反抗的な面が薄れていることを考えると、「気性難」と固定的に見るより、成長途中ならではの難しさだったと考える方が自然です。
エリキングは反抗期を乗り越えて「お兄さん」に成長
エリキングの気性で最も注目したいのが、若い頃の反抗的な面が成長とともに変化していったことです。
3歳秋には「人に対してずいぶん従順」に
2025年秋、中内田調教師はエリキングについて、春から少しずつ成長し、反抗期を乗り越えてきたという趣旨のコメントをしています。
さらに、
「人に対してずいぶん従順になってきてくれています」
とも評価しました。
2歳時には自分の意思を表に出していたエリキングが、人から求められていることを受け入れられるようになってきたことが分かります。
「だいぶお兄さんになってきた」と評価
その後、川田将雅騎手からも、一時期に見られたわがままや反抗心を乗り越え、『だいぶお兄さんになってきた』と評価されています。
「軽い反抗期」と言われていた2歳時から考えると、精神面の変化がよく分かる言葉です。
4歳になっても精神面の成長は続く
4歳となった2026年にも、エリキングの成長は関係者から評価されています。
京都記念後には川田騎手も、精神面の成長を感じさせる内容だったとコメントしました。
2歳時に「軽い反抗期」と評した川田騎手自身が、その後の精神的な成長を認めている点も印象的です。
もちろん、競走馬の気性は状況によって変化します。
それでも、若い頃の幼さを少しずつ乗り越え、大人になってきたことは、複数の関係者コメントからうかがえます。



「反抗期」から「お兄さん」へ。関係者の言葉で成長を追えるのがエリキングの面白いところですね。
エリキングのあだ名は?かわいいエピソードも紹介
エリキングには、現在のところ広く知られた厩舎での固定愛称や、定番となっている特定の仕草は多く伝えられていません。
厩舎での固定のあだ名は確認できない
今回確認した公開情報の範囲では、厩舎関係者などが広く公表している固定のあだ名は確認できませんでした。
また、「いつも○○をする」といった独特な仕草が、代表的なかわいいエピソードとして紹介されている例も限定的です。
そのため、確認できていない情報を無理に「かわいい仕草」として紹介せず、公開されている関係者の言葉から性格を見ていく方がよいでしょう。
「エリキング」という名前にもユニークなエピソード
一方、馬名「エリキング」には少し微笑ましい由来があります。
藤田晋オーナーによると、名前の由来になったのはサッカー選手のエリキ選手です。
エリキ選手がインタビューで「エリキングと呼ばれたい」と話していたものの、実際にはあまりそう呼ばれていなかったことから、藤田オーナーが代わりに競走馬へその名前を付けたという趣旨を明かしています。
JRAに登録されている馬名意味は「人名より+王」です。
力強い響きの名前ですが、誕生のきっかけを知ると親しみを感じるエピソードですね。
特定のかわいい仕草はまだ多く伝えられていませんが、反抗期だった若馬が少しずつ大人になっていく姿そのものが、エリキングの愛される要素の一つといえそうです。
エリキングの気性から見える特徴を考察
ここからは、公開されている関係者コメントをもとにした筆者の考察です。
エリキングの精神面で興味深いのは、成長によって単純に「おとなしい馬」へ変わったわけではないことです。
若い頃には、自分の意思を前に出す時期がありました。
しかし、その後に評価されたのは「自我がなくなったこと」ではなく、人に対して従順になったことです。
この違いは小さくありません。
競走馬にとって、ただおとなしいことと、人の働きかけを受け入れられることは同じではないからです。
エリキングは、若い頃に持っていた自分の意思まで失ったのではなく、経験を重ねる中で「自分の気持ち」と「人から求められること」の折り合いをつけられるようになってきたのではないでしょうか。
そう考えると、「お兄さんになった」という表現は、単に年齢を重ねたという意味以上に、エリキングの内面的な変化をよく表しているように感じます。
今後さらに経験を積む中で、この自我の強さと従順さがどのような形で共存していくのかにも注目したいところです。
エリキングの気性に関するよくある質問
- エリキングは気性難ですか?
-
若い頃には反抗する面ややんちゃな一面がありましたが、単純に「気性難」と決めつけるのは適切ではないでしょう。
成長後には、反抗期を乗り越え、人に対して従順になってきたと評価されています。
- エリキングの「反抗期」とは何ですか?
-
2歳時の野路菊ステークス後、川田将雅騎手が「軽い反抗期」と表現したものです。
当時はゲートなどで反抗する場面があり、精神的な幼さが残っていました。
- エリキングは現在もやんちゃですか?
-
2歳時には中内田調教師から「普段はやんちゃ」と評されていました。
その後は「人に対してずいぶん従順」「お兄さんになってきた」と評価され、精神面の成長が伝えられています。
- エリキングにあだ名はありますか?
-
今回確認した公開情報の範囲では、厩舎などから広く公表された固定のあだ名は確認できませんでした。
馬名「エリキング」には、サッカー選手のエリキ選手にまつわるユニークな命名エピソードがあります。
まとめ|エリキングはやんちゃな反抗期から「お兄さん」へ成長
エリキングの気性を関係者コメントから追うと、若い頃には幼さや自我の強さを見せながら、成長とともに人に対して従順になってきた牡馬であることが分かります。
2歳時には川田将雅騎手から「軽い反抗期」と表現され、中内田調教師からも「普段はやんちゃ」と評されていました。
しかし、3歳秋には反抗期を乗り越え、「人に対してずいぶん従順」「お兄さんになってきた」と評価されるまでに成長。
4歳になってからも、精神面の成長は関係者から評価されています。
自分の意思をなくしたのではなく、人から求められることを受け入れられるようになってきた。
そんな変化こそ、エリキングの気性を知るうえで最も印象的なポイントではないでしょうか。
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※本記事は、公開されている調教師・騎手・馬主コメントおよび競馬メディアの報道をもとに作成しています。あだ名については、今回確認できた公開情報の範囲で記載しています。また、気性面に関する考察は公開情報を整理したうえでの筆者の見解です。
出典・参考資料
- 日刊スポーツ「2億1000万円馬エリキングが連勝 藤田晋オーナー『まずはホッとしました』/野路菊S」
- スポニチ競馬Web「【京都2歳S】エリキング 無傷3連勝で重賞初V!藤田晋オーナーは昨年シンエンペラーに続く連覇」
- ラジオNIKKEI「【神戸新聞杯】栗東レポート エリキング 中内田充正調教師『ここでいい競馬をして次につなげられれば』」
- サンケイスポーツ「【菊花賞 追い切り】エリキングは栗東CWコースで雄大なフォーム 中内田師『使って非常に良くなっています』」
- スポニチ競馬Web「【京都記念】エリキング2着 惜敗も成長実感 川田『とてもいい走りができたが…』」
- JRA「競走馬情報・エリキング」
【エリキングをもっと知ろう】
エリキングの血統や脚質については、関連記事で詳しく紹介しています。









