ロデオドライブの脚質は、先行から差しまで対応できる位置取りの幅と、直線で使える末脚が特徴です。
デビューから3戦目までは好位を中心に運んでいましたが、2026年のNHKマイルカップでは後方14番手から追走し、上がり33秒3の末脚でGⅠ制覇。
これまでのレース内容を見ると、「先行馬」「差し馬」とどちらか一方に決めつけるより、展開に応じて位置取りを変えながら脚を使えるタイプと考える方が自然です。
この記事では、ロデオドライブの通過順や上がりタイムを振り返りながら、基本となる脚質、先行と差しへの対応力、末脚の特徴を分析します。
この記事でわかること
- ロデオドライブの基本的な脚質
- デビューからNHKマイルカップまでの位置取りの変化
- 好位と後方のどちらからでも使える末脚
- 先行馬・差し馬のどちらに近いのか
- 今後の距離延長で注目したいポイント
ロデオドライブの脚質は?
ロデオドライブは、好位から運ぶ競馬を経験しながら、後方からの差しにも対応している馬です。
これまでの4戦を整理すると、位置取りの幅がよくわかります。
| レース | 通過順 | 上がり | 着順 | レースぶり |
|---|---|---|---|---|
| 2歳新馬 | 2-3-2 | 35.4秒 | 1着🥇 | 前目から押し切る |
| 3歳1勝クラス | 3-5-4 | 33.5秒 | 1着🥇 | 好位から伸びる |
| ニュージーランドT | 3-3-3 | 33.9秒 | 2着🥈 | 好位を追走 |
| NHKマイルC | 14-14 | 33.3秒 | 1着🥇 | 後方から差し切る |
デビューから3戦は好位中心。
ところがNHKマイルカップでは、一転して後方から競馬を進めました。
それでも結果を残していることから、現時点では前目の位置にこだわらず、レースの流れに応じて対応できるタイプと見てよさそうです。

前で運ぶ競馬だけでなく、GⅠでは後ろからも結果を出しているのが面白いですね。
デビュー当初は好位からの競馬が中心
ロデオドライブは、最初から後方で脚をためる差し馬ではありませんでした。
デビューから3戦目までは、前の集団でレースを進める形が続いています。
新馬戦は2番手付近から押し切り
2025年12月21日の中山芝1600mでデビュー。
通過順は2-3-2でした。
後方に控えるのではなく、序盤から前目につけ、そのまま1着でゴールしています。
上がりは35秒4。
重馬場だったため、良馬場で記録した後の33秒台とは単純比較できませんが、初戦から前の位置で競馬を組み立てられることを示しました。
1勝クラスでは好位から33秒5
2戦目の3歳1勝クラスでは、通過順が3-5-4。
新馬戦より少し位置を下げながら、好位で脚をためる形になりました。
直線では上がり33秒5を使い、2着馬に0秒5差をつけて勝利。
ここで見せたのは、前へ行って粘るだけではなく、好位から速い脚を使える強みです。
ニュージーランドTでも好位をキープ
初めての重賞となった2026年ニュージーランドトロフィーでも、ロデオドライブは前目から運びました。
通過順は3-3-3。
3番手付近を追走し、直線では33秒9の上がりを使って2着に入っています。
ここまでの3戦は、
2-3-2
3-5-4
3-3-3
と、いずれも好位付近。
そのためこの時点では、ロデオドライブを好位から運ぶタイプと見るのが自然でした。
しかし、次のNHKマイルカップでは大きく異なる位置取りを見せます。
NHKマイルカップでは後方14番手から差し切り
ロデオドライブの脚質を見るうえで最も印象的なのが、2026年のNHKマイルカップです。
それまでとは違い、後方14番手からレースを進めました。
それまでの好位策から位置取りを大きく変更
NHKマイルカップでの通過順は14-14。
前3戦とは明らかに違う位置です。
それでもロデオドライブは崩れず、直線で末脚を伸ばして勝利しました。
重要なのは、前の位置を取れなければ力を出せない馬ではなかったという点です。
前目でも結果を出し、後方からもGⅠを勝ったことで、脚質の幅が一気に広がりました。
後方から上がり33秒3を記録
NHKマイルカップでは、直線で上がり33秒3を記録。
これまでの4戦の中で最も速い上がりでした。
後方で脚をためる形でもしっかり伸び切れたことで、ロデオドライブが差す競馬にも対応できることを示した一戦といえます。



それまで好位中心だった馬が、GⅠで後方から差し切ったのは大きな変化ですね。
ロデオドライブの末脚の特徴
ロデオドライブの末脚を見ると、後方に構えたときだけ速い脚を使っているわけではありません。
良馬場で行われた3戦では、すべて33秒台の上がりを記録しています。
| レース | 通過順 | 上がり |
|---|---|---|
| 3歳1勝クラス | 3-5-4 | 33.5秒 |
| ニュージーランドT | 3-3-3 | 33.9秒 |
| NHKマイルC | 14-14 | 33.3秒 |
前目の位置でも速い脚を使える
1勝クラスでは好位から運びながら33秒5。
ニュージーランドトロフィーでも3番手から33秒9を記録しています。
つまり、ロデオドライブは後方まで下げなければ末脚を使えないタイプではありません。
ある程度前の位置で流れに乗りながら、直線用の脚も残せる点が強みです。
位置取りが変わっても末脚を発揮
NHKマイルカップでは後方に構え、33秒3。
好位からでも後方からでも33秒台の上がりを記録していることから、ロデオドライブの強みは単純な位置取りではなく、道中で脚を残せれば直線でしっかり伸びられることにあると考えられます。
上がりタイムは馬場や展開によって変わるため、数字だけで単純比較はできません。
それでも、異なる位置取りから結果を出している点は注目したいところです。
ロデオドライブは先行馬?それとも自在型?
ロデオドライブを「先行馬」と呼ぶことはできます。
実際、デビューから3戦は好位で競馬をしています。
ただし、NHKマイルカップで後方から差し切っているため、先行だけに限定される馬ではありません。
一方で、1度後方から勝っただけで「差し馬」と固定するのも早いでしょう。
これまでの4戦では、
- 逃げた経験はない
- 前3戦は好位中心
- 後方からもGⅠを勝利
- 好位でも後方でも速い上がりを使えている
という特徴があります。
そのため現時点では、好位から差す形を基本にしつつ、展開によって後方からも対応できる自在型に近い馬と見るのが最もしっくりきます。
まだキャリア4戦。
今後レースを重ねるなかで、最も得意な位置取りがはっきりしてくる可能性もあります。
ロデオドライブの脚質を考察|位置取りより脚を残せるかがポイント?
これまでのレース内容を整理すると、ロデオドライブは何番手にいるかだけでは脚質を捉えにくい馬です。
好位から運んだレースでも速い上がりを使い、後方に構えたNHKマイルカップでも末脚を発揮しました。
ここから考えると、ロデオドライブにとって大切なのは、
「先行するか差すか」よりも、道中で無駄な力を使わず直線まで脚を残せるか
なのかもしれません。
前にいても脚が残れば伸びる。
後ろになっても慌てず運べれば差し込める。
この位置取りに縛られない柔軟さが、現在のロデオドライブの大きな魅力です。



「どこから走る馬か」より、「どこにいても最後の脚を使えるか」に注目したいタイプですね。
距離が延びると脚質はどう変わる?
これまでロデオドライブが出走した4戦は、すべて芝1600mです。
そのため、距離が延びたときにどの位置取りが合うのかは、まだ実戦では判断できません。
距離延長では、前半から脚を使いすぎず、最後まで余力を残すことがこれまで以上に重要になります。
NHKマイルカップでは後方で脚をためる形から結果を出しましたが、だからといって距離が延びれば差しに固定されるとは限りません。
これまで好位からも結果を残しているだけに、今後は距離やペースによって位置取りをどう変えるのかが注目点になりそうです。
ロデオドライブの脚質に関するよくある質問
ロデオドライブの位置取りや末脚について、気になる疑問をまとめました。
- ロデオドライブは逃げ馬ですか?
-
これまでの4戦で逃げたレースはありません。
新馬戦では2番手付近を進みましたが、逃げる形ではありませんでした。
- ロデオドライブは先行馬ですか?
-
先行できる馬です。
デビューからニュージーランドトロフィーまでは好位付近で競馬をしています。
ただし、NHKマイルカップでは後方から勝っているため、先行専用ではありません。
- ロデオドライブは差し馬ですか?
-
NHKマイルカップでは後方14番手から差し切っています。
一方、それ以前は好位中心だったため、差し一辺倒ではなく、位置取りに幅を持てるタイプと考える方が近そうです。
- ロデオドライブの最も速い上がりは?
-
これまでの4戦では、2026年NHKマイルカップの33秒3が最も速い上がりです。
- ロデオドライブの得意な位置取りは?
-
現時点で特定の位置に限定するのは難しいでしょう。
前目の位置から2勝し、後方からもGⅠを勝っているため、位置取りへの対応力そのものが強みといえそうです。
まとめ|ロデオドライブは先行から差しまで対応できる脚質
ロデオドライブは、デビューから3戦目までは好位を中心にレースを進めてきました。
新馬戦では2番手付近、1勝クラスとニュージーランドトロフィーでも前目の位置から競馬をしています。
一方、NHKマイルカップでは後方14番手まで位置を下げながら、上がり33秒3の末脚でGⅠ制覇。
好位からでも後方からでも直線で脚を使えることが、これまでのレースから見える特徴です。
現時点では、典型的な先行馬や差し馬に決めつけるより、好位を基本にしながら展開次第で後方からも対応できる自在性のあるタイプと見るのがよさそうです。
まだキャリアは4戦。
今後さらにレースを重ねることで、ロデオドライブに最も合う位置取りやレース運びも、よりはっきりしてくるのではないでしょうか。
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※本記事は、netkeibaに掲載されているロデオドライブの競走成績、通過順、上がりタイムなどをもとに作成しています。脚質については、これまでのレース内容をもとにした考察を含みます。内容は執筆時点の情報です。
出典・参考文献
- netkeiba「ロデオドライブ 競走成績」
- JRA公式ページ「ロデオドライブ」
【ロデオドライブをもっと知ろう】
ロデオドライブの性格や精神面、血統背景については、それぞれ別記事で詳しく紹介しています。













